【アイビスサマーダッシュ・クイーンS2026】競馬予想TV!4人の本命と買い目
「競馬予想TV!のプロの見解は知りたい。でもCSは契約していないし、2時間の番組を見る時間もない」——そう感じている方は多いのではないでしょうか。私は毎週この番組を見て予想の参考にしていますが、日曜の朝に要点だけ振り返りたくなることがよくあります。
2026年8月1日放送分では、アイビスサマーダッシュとクイーンステークスの2重賞が予想されました。出演したのは井内利彰・高柳誠二・夏目耕四郎・キムラヨウヘイの4人です。
この日の放送がおもしろかったのは、同じ4人が、同じ日の2レースで正反対の割れ方をしたことでした。
- ⚡ アイビスSDは高柳・キムラが1番人気ピューロマジックに集中しました。夏目は10番人気カウンターセブン、井内は8番人気ウイングレイテストと真っ二つに分かれています
- 🏇 クイーンSは本命が4人4頭に完全分裂しました。14番人気エラトー(井内)から2番人気ココナッツブラウン(高柳)まで、人気の階層すらバラバラです
この記事では、4人の印だけでなく、券種・馬番・金額まで含めた買い目をまとめました。買い目は番組内でしか公開されない情報です。番組を見られない方の代わりになるよう、結論から順に並べています。
🎯 【結論】アイビスSD・クイーンS2026 4予想家の本命早見表

まず結論です。4人の本命は次のとおりに分かれました(人気・オッズは番組が読み上げた土曜19時現在の値です)。
| 予想家 | 手法 | アイビスSD(新潟7R・15:45) | クイーンS(札幌11R・15:25) |
|---|---|---|---|
| 井内利彰 | 調教分析 | ◎1 ウイングレイテスト(8番人気・21.7倍) | ◎8 エラトー(14番人気・114.5倍) |
| 高柳誠二 | 指数+牝系 | ◎6 ピューロマジック(1番人気・2.7倍) | ◎7 ココナッツブラウン(2番人気・3.5倍) |
| 夏目耕四郎 | ラップ分析 | ◎9 カウンターセブン(10番人気・33.4倍) | ◎2 ケリフレッドアスク(6番人気・14.2倍) |
| キムラヨウヘイ | プロファイリング | ◎6 ピューロマジック(1番人気・2.7倍) | ◎11 コガネノソラ(3番人気・9.6倍) |
発走はクイーンSが札幌11Rで15:25、アイビスSDが新潟7Rで15:45と、わずか20分差です。暑熱対策で発走時間帯が変わっており、新潟のメインレースは11Rではなく7Rになっています。番組でも「レース番号、発走時刻、くれぐれもお気を付けいただきたい」と繰り返し注意喚起がありました。
アイビスSDは2人が1番人気に集中しました
高柳とキムラがそろって6番ピューロマジック(1番人気2.7倍)を本命にしました。昨年の勝ち馬で、前走の函館スプリントSも逃げ切っている実績馬です。
対して夏目は10番人気の9番カウンターセブン、井内は8番人気の1番ウイングレイテストを選びました。夏目自身が「本命はチャレンジ。普通ならピューロマジックにするところ」と認めており、意図的に人気馬を外しています。
クイーンSは4人の本命が全員バラバラでした
クイーンSは14番人気・2番人気・3番人気・6番人気と、本命の人気帯すら揃いませんでした。
特に目を引くのが井内利彰の8番エラトーです。単勝114.5倍の14番人気で、このレース唯一の単勝万馬券にあたる馬でした。番組では「僕的には単勝万馬券ですけど、全然そんな感じはなくて、展開も向きそう」と語っています。
一方で7番ココナッツブラウンには4人全員が印を回しました。高柳が◎、井内とキムラが○、夏目が▲です。本命は割れても、相手としては全員が認めた1頭がいるという構図になっています。
⚡ アイビスサマーダッシュ2026|4予想家の印と買い目

第26回アイビスサマーダッシュ(G3)は、新潟競馬場の芝直線1000mで行われる17頭立ての一戦です。中央競馬で唯一、コーナーを回らない直線だけの重賞にあたります。番組でも予想家が「千直」(せんちょく。この直線1000mコースの通称)と呼んでいました。JRAのサマースプリントシリーズの第3戦でもあります。
4予想家の印一覧(全17頭)

| 枠 | 馬番 | 馬名 | 井内 | 高柳 | 夏目 | キムラ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | ウイングレイテスト | ◎ | △ | △ | |
| 1 | 2 | デュガ | ||||
| 2 | 3 | ミカッテヨンデイイ | ||||
| 2 | 4 | カウスリップ | ○ | |||
| 3 | 5 | ベルギューン | ||||
| 3 | 6 | ピューロマジック | ◎ | ○ | ◎ | |
| 4 | 7 | バグラダス | ▲ | |||
| 4 | 8 | シュラフ | ○ | |||
| 5 | 9 | カウンターセブン | △ | ◎ | ||
| 5 | 10 | エコロレジーナ | ▲ | △ | ▲ | |
| 6 | 11 | ロードトレイル | ||||
| 6 | 12 | クムシラコ | ||||
| 7 | 13 | テイエムスパーダ | △ | △ | △ | |
| 7 | 14 | ブーケファロス | △ | △ | ||
| 8 | 15 | アタリダイキチ | ▲ | |||
| 8 | 16 | アメリカンステージ | ○ | △ | △ | |
| 8 | 17 | ビッグシーザー | △ | △ | △ |
この表で目を引くのが、井内だけが印を3頭(1・4・7)しか打っていないことです。しかも打った3頭は1枠・2枠・4枠と、すべて内めの枠に収まっています。外枠有利といわれる千直で、真逆の張り方をしたことになります。
その対抗・3番手が12番人気と14番人気という点は、番組でも「すごいなこれ」「本命・対抗・黒で来たらいい数字」と驚かれていました。
一方の高柳と夏目は、13番から17番の外枠勢に △ をずらりと並べています。同じレースで印の付け方がこれほど分かれるのは珍しいことです。なお11番ロードトレイルと12番クムシラコは4人とも無印でした。
本命に選ばれた3頭の理由
人気の高い順に見ていきます。
◎6 ピューロマジック(高柳誠二・キムラヨウヘイ)
昨年のこのレースは、馬群の真ん中、センターから突き抜けての圧勝でした。キムラはこの勝ち方を最大の根拠に挙げています。
- 「位置取りやコース取りとしては、ありえない競馬をして勝っている」
- 「ずっとセンターを走って突き抜けた例はない」というMCの問いかけに、キムラは「ないですよ。それだけ馬の能力が抜けているんだろう」と応じました
そのうえで「僕の認識としては、本当に最悪な競馬で勝ったのが去年。去年より悪い競馬にはならないだろうということで、単勝2.7倍も全然おいしいと思う」と結論づけています。実際にキムラは単勝に5,300円(投資の48%)を投じました。
なお昨年の鞍上はルメール騎手でしたが、今年は本来乗る予定だった松山騎手が負傷したため、田辺裕信騎手に乗り替わりとなりました。キムラは「田辺騎手もこのコースは得意」として、マイナス視していません。
高柳は指数と馬場適性から支持しました。「昨年のアイビスは指数53、前走の函館スプリントSを逃げ切って指数49」とし、馬場については「稍重だと毎回勝っていて、重だとパフォーマンスを落としている。そこが境目」と、どこで評価が変わるかを具体的に示しています。
ただし高柳は「妙味は薄いけれど買いやすい。つまらない馬券かなとは思う」と、1番人気を本命にすることへの本音も漏らしていました。
◎9 カウンターセブン(夏目耕四郎)
夏目の手法は、前半2ハロン(1ハロン=200メートル。つまり最初の400メートル)のダッシュ力を計算で出すというものです。
「千直は53〜54秒で決着するので、過去10年の3着以内馬の上がりデータから引き算すれば、その馬自身の前半2ハロンのダッシュ力が計算で出る」という考え方で、次の数字を提示しました。
- ⚡ 最速21秒7 — 昨年のテイエムスパーダと、2020年に逃げ切ったジョーカナロア
- 🐢 最遅22秒9 — 追い込んだロードベイリーフ
- 📊 3着以内馬の平均22秒18
この平均を基準に「22秒2以内で通過した実績がある馬」を抽出したところ、カウンターセブンが3走前に22秒1を記録していました。その時の勝ち時計54秒5も「春先の新潟千直ではかなり良い方」と評価しています。
本人も「本命はチャレンジ。普通ならピューロマジックにするところ」と認めたうえで、「人気がないので複勝メインで3着以内を狙う」と述べました。
◎1 ウイングレイテスト(井内利彰)
9歳馬ですが、おととし2着・昨年3着というこのレースの実績馬です。井内は追い切りから支持しました。
- 「追い切りの動きを見たら、もうやっぱりあります。1000m以下のスプリントにはかなりの適性がある」
- 「今年の追い切りは直線で11秒台から10.5秒まで加速している。過去3年では一番いい」
- 「9歳で58キロを背負っても、これだけ来るんだから単純に強い」
さらに、千直についての持論も述べています。「千直で大事なのはスピードではなく、いい脚を長く使うこと」。そのため「53秒台決着になると厳しく、去年3着だった時のように55秒・54秒の年の方が好走率が高い」として、時計がかかる馬場を望むという立場でした。
買い目(券種・馬番・金額)
📖 表の読み方: ハイフンでつないだ数字は組み合わせを表します。「6-10,13,16,17」は6番を軸に4通り、という意味です。3つの数字群をハイフンでつないだもの(例「6-10,16,17-1,9,…」)はフォーメーションで、左から1列目・2列目・3列目の候補を示します。矢印(→)は着順を指定する馬単・3連単です。
4人の合計投資額は9,000円から15,000円の間に収まりました。
井内利彰(合計10,500円・全7点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 1 | 2,000円 |
| 複勝 | 1 | 5,000円 |
| 馬連 | 1-4,7 | 各500円 |
| ワイド | 1-4,7 | 各1,000円 |
| 3連複 | 1-4,7 | 500円 |
わずか7点で最大回収額は1,852,200円(①-⑦-④)でした。対抗と3番手が12番人気・14番人気だからこその数字です。番組でも「すごい、点数少ないのにあんなに」と反応がありました。
高柳誠二(合計9,000円・全23点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 6 | 3,000円 |
| 馬連 | 6-16 | 1,700円 |
| 馬連 | 6-10 | 1,200円 |
| 馬連 | 6-17 | 400円 |
| 馬連 | 6-1,9,12,13 | 各300円 |
| 3連複 | 6-10,16,17-1,9,10,12,13,16,17 | 各100円 |
馬連の相手ごとに1,700円・1,200円・400円・各300円と、評価の差をそのまま金額に反映させています。
夏目耕四郎(合計15,000円・全49点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 9 | 1,000円 |
| 複勝 | 9 | 9,000円 |
| ワイド | 9-15 | 400円 |
| 3連複 | 9-1,6,15-1,6,10,12,13,15,16,17 | 各100円 |
| 3連単 | 6,9→6,9→1,10,12,13,15,16,17 | 各100円 |
| 3連単 | 6,9→1,10,12,13,15,16,17→6,9 | 各100円 |
複勝9,000円が投資の60%を占めます。「人気がないので複勝メインで3着以内狙い」という発言と、買い目が完全に一致しました。4人のなかで最大の投資額で、最大回収額は897,300円です。
キムラヨウヘイ(合計11,000円・全16点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 6 | 5,300円 |
| 馬連 | 6-10,13,16,17 | 各1,000円 |
| ワイド | 6-8 | 700円 |
| 3連複 | 6-8,10,13,16,17 | 各100円 |
単勝5,300円が全投資の48%を占めます。「単勝2.7倍も全然おいしい」という発言どおりの配分です。
🏇 クイーンステークス2026|4予想家の印と買い目
第74回 北海道新聞杯クイーンステークス(G3)は、札幌競馬場の芝1800mで行われる14頭立ての一戦です。3歳以上の牝馬限定戦で、1着賞金は3,800万円になります。
4予想家の印一覧(全14頭)

| 枠 | 馬番 | 馬名 | 井内 | 高柳 | 夏目 | キムラ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | フレミングフープ | △ | |||
| 2 | 2 | ケリフレッドアスク | ◎ | △ | ||
| 3 | 3 | カテリーナ | ||||
| 3 | 4 | リラボニート | ▲ | △ | ||
| 4 | 5 | アンゴラブラック | △ | |||
| 4 | 6 | クリノメイ | △ | |||
| 5 | 7 | ココナッツブラウン | ○ | ◎ | ▲ | ○ |
| 5 | 8 | エラトー | ◎ | |||
| 6 | 9 | エリカエクスプレス | ▲ | ○ | ▲ | |
| 6 | 10 | フェスティバルヒル | △ | |||
| 7 | 11 | コガネノソラ | △ | △ | ◎ | |
| 7 | 12 | ボンドガール | △ | △ | ||
| 8 | 13 | ルージュソリテール | ○ | △ | ||
| 8 | 14 | ヴーレヴー |
※斤量は最軽量が10番フェスティバルヒルの52.0kg、最高が2番ケリフレッドアスクの57.0kgです。
ここでも井内は印を4頭に絞っています。しかもこの4頭、選び方に明確な理由がありました。
本命に選ばれた4頭の理由
◎8 エラトー(井内利彰)
井内が本命にした理由は、厩舎でした。番組では「本命・対抗・黒三角・白三角の4頭は、もう須貝厩舎と上村厩舎で選んだ、ただこれだけ」と明言しています。実際、◎エラトーと○ココナッツブラウンが上村厩舎、▲リラボニートと△クリノメイが須貝厩舎です。
根拠として挙げたのが、上村厩舎の札幌1800m実績でした。
- 「上村厩舎の札幌1800を使う馬には、だいたい逆らっちゃダメ」
- 「新馬をわざわざ札幌1800に使いに行っているということは、適性も調整方法も完全に把握しているということ」
騎手起用も判断材料にしています。「エラトーはやっぱり前へ行くと思っている。舟山騎手が乗るってことは、多分前へ行くってこと」と述べ、逃げるエリカエクスプレスの2番手を想定しました。
前走の巴賞4着については「馬場が悪くて落鉄(走行中に蹄鉄が外れること)していた。今回は靴を履いて出てくる」と、度外視できる敗戦だと見ています。
◎7 ココナッツブラウン(高柳誠二)
高柳の根拠は指数の安定感です。昨年のこのレースの2着が指数50で、「直線で脚を余しての2着。あと5メートルゴールが遅かったら、簡単に着順が変わっていた」と評価しました。
続く札幌記念2着も指数50、直近3走も49・48・50と、強豪相手に数字がぶれていません。「このメンバーに入れば、1枚能力が抜けている」というのが結論です。
母が1800mのローズステークスをレコード勝ちしている血統背景から、軽い馬場も歓迎だとしています。
◎2 ケリフレッドアスク(夏目耕四郎)
夏目の決め手は枠順データでした。詳しくは後述しますが、「今年も内から買いましょうかね」という言葉どおり、2枠2番に入ったこの馬を本命にしています。
馬自身の評価は脚質の変化にありました。3歳時はスピードの持続力を先行して生かすタイプでしたが、古馬になってからは後方で控える形に変わり、その持続力をレース後半に使うようになったと分析しています。実際に直近は上がり順位が上位で、2走前には上がり最速も記録しました。
前走の函館記念2着については「ゴール前でいろいろと不利があった」とし、2キロの斤量増も「牝馬限定戦で相手が楽になるので、差し引きチャラ」と見ています。
◎11 コガネノソラ(キムラヨウヘイ)
キムラが挙げたのは一昨年のこのレースの勝ち馬という実績と、前走の馬場バイアスでした。
前走は「逃げた馬と、馬番1・2・4という極端な内枠を引いた馬が上位4頭を占める、完全な内有利の決着」だったといいます。そこを外から差しての5着なので、「相当強い競馬」という読みです。
「一昨年はやや重で1分47秒4。今年も結構時計がかかっているので、同じくらいの決着時計になりそう」という時計面の一致も加点材料に挙げました。揉まれ弱い馬のため、7枠11番という外目の枠を引けたことも良いとしています。
買い目(券種・馬番・金額)

井内利彰(合計10,900円・全11点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 8 | 2,000円 |
| 複勝 | 8 | 5,000円 |
| 馬連 | 8-7 | 500円 |
| 馬連 | 8-4 | 300円 |
| 馬連 | 8-6 | 200円 |
| ワイド | 8-7 | 1,000円 |
| ワイド | 8-4 | 800円 |
| ワイド | 8-6 | 500円 |
| 3連複 | 8-4,6,7 | 各200円 |
投資の約64%(7,000円)を単勝・複勝に集中させています。この日は2レースとも単複に厚く張っており、最大回収額は1,849,340円(⑧-⑥-④)と表示されました。
高柳誠二(合計7,000円・全18点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 単勝 | 7 | 2,000円 |
| 馬連 | 7-9 | 2,000円 |
| 馬連 | 13-7,9 | 各200円 |
| 馬連 | 5-7,9 | 各300円 |
| 3連複 | 7,9-5,10,11,12,13 | 各200円 |
| 3連複 | 7-5,13-5,10,11,12,13 | 各100円 |
| 3連複 | 7-5,9,13 | 各100円 |
同じ馬連でも2,000円・各200円・各300円と単価を3段階に分けているのが特徴です。最大回収額は40,770円になります。
夏目耕四郎(合計7,000円・全13点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 馬連 | 7-9 | 3,200円 |
| 馬単 | 2→7,9 | 各400円 |
| 馬単 | 7,9→2 | 各500円 |
| 馬単 | 2→1,12,13 | 各100円 |
| 馬単 | 2→11 | 200円 |
| 馬単 | 9→1,13 | 各200円 |
| 馬単 | 9→11 | 600円 |
| 馬単 | 9→12 | 500円 |
注目したいのは、本命2番の単勝を買っていないうえに、本命が絡まない馬連7-9に最大額の3,200円を投じている点です。最大回収額は46,680円になります。
キムラヨウヘイ(合計11,000円・全20点)
| 券種 | 買い目 | 金額 |
|---|---|---|
| 馬連 | Box 2,4,7,9,11 | 各300円 |
| 馬連 | Box 7,9,11 | 各1,000円 |
| 3連複 | Box 2,4,7,9,11 | 各500円 |
単勝・複勝を買わず、すべてボックスで組んでいます。番組でも「本命があまりうまくいっていないが馬券は上手。多分ボックスで勝っているんでしょうね」と紹介されました。最大回収額は266,680円(②-④-⑪)です。
🔍 同じ日の2レースで、枠の傾向が真逆という話

この日の放送で、私がいちばん腑に落ちたのが夏目の枠順解説でした。同じ日に行われる2つの重賞で、枠の有利不利が正反対だという指摘です。
アイビスSDの「8枠有利」は言われるほどではありません
千直といえば「外枠有利」が定説です。ところが夏目はこう述べました。
2001年以降で見ても、8枠の複勝率は低くはないけれど、皆さんが思っているほど高くはない
根拠として、平場と特別戦の2勝クラス以下では同じ8枠の複勝率が36.8%であることを挙げ、「条件戦より下のクラスに比べると、重賞では8枠だからといって目をつぶって全部買えばいいわけではない」としています。さらに「内側に複勝回収率の高い数字が並んでいる」ことから、「内の馬を完全に切ってはまずい」と結論づけました。
この主張は、JRA公式のデータ分析と突き合わせても筋が通っています。過去10年の枠番別成績は次のとおりです。
| 枠 | 着別度数 | 3着内率 |
|---|---|---|
| 1枠 | 0-0-2-17 | 10.5% |
| 5枠 | 1-2-2-15 | 25.0% |
| 6枠 | 1-2-2-15 | 25.0% |
| 7枠 | 2-2-1-21 | 19.2% |
| 8枠 | 3-2-2-20 | 25.9% |
※着別度数は左から1着-2着-3着-着外の回数です。上表は1・5〜8枠の抜粋になります。
JRA公式の結論は「3着以内延べ30頭のうち22頭が5〜8枠。基本的に外枠優勢」ですが、8枠25.9%に対して5枠・6枠は25.0%とほぼ差がありません。「外が有利」は正しくても、「8枠が突出している」わけではないという夏目の指摘は、公式データとも整合します。
なお夏目は、最近の千直がそこまで外枠有利になっていない理由についても「昼間にやっていないからだと思います」と述べました。夏の新潟は時間が遅くなるほど風の影響が変わるためで、以前より遅い時間帯での施行が続いていることを指しています。今年も15:45発走です。
クイーンSの方が、枠の傾向はよほど顕著です
そのうえで夏目が持ち出したのが、クイーンSの枠順データでした。
アイビスサマーダッシュと同じ週なので新潟の千直の枠順が注目されがちだが、実はクイーンステークスの方が枠の傾向がすごく顕著に出ている
現在の条件になった2000年以降、1・2・3枠の複勝率と複勝回収率がずっと高いといい、「直近10年に限ると1枠と2枠だけでこれだけ来ていて、しかも穴がめっちゃ出ている」と述べています。
JRA公式のデータ(2016年以降に札幌で行われた9回)を見ると、この傾向はさらにはっきりします。
| 枠 | 着別度数 | 3着内率 |
|---|---|---|
| 1枠 | 2-2-2-3 | 66.7% |
| 2枠 | 2-1-4-2 | 77.8% |
| 3枠 | 0-2-0-13 | 13.3% |
| 8枠 | 1-0-1-16 | 11.1% |
※上表は1・2・3・8枠の抜粋です。
1枠66.7%・2枠77.8%に対し、3枠は13.3%、8枠は11.1%と、内2枠との差は歴然です。JRA公式も内枠優勢と結論づけています。
夏目はこの理由をコース形状から説明しました。「札幌は直線が短いので小回りといえば小回りだが、コーナーの半径が大きいので小回りではない。カーブは大回りだけど直線は短い、円に近い、まんまるに近い形状」。コーナーが緩いぶん外を回る馬はずっと外を走らされ、内を走る馬が得をするという理屈です。
この説明には井内も反応しました。土曜の札幌1800m戦を引き合いに出して、「今日の1800mのレースを見たら、ほとんど前残り。後ろの馬が前についていこうとして、全然追いつけずに4コーナーを迎えている。なんでこんなことになっているのかなと思ったが、コーナーが緩いからということですね」と述べています。井内が声に出して納得を示した場面でした。
そして夏目は「今年も内から買いましょうかね」と、2枠2番のケリフレッドアスクを本命に選んでいます。データから入って、そのデータに合う馬を選ぶという順序が明確に見える予想でした。
📊 先週の結果と、いま誰が勝っているのか

いま勝っているのは井内利彰です。 番組企画のシリーズ回収率は317%で、2位の高柳誠二(157%)に大きく差をつけています。ただし先週は回収0円の全外れでした。
番組では毎週、予想家の投資額と回収額が公開されます。予想を参考にするうえで、その人がいま勝っているのかどうかは判断材料になります。私も毎週この数字を追っています。
先週(関屋記念・東海S)の投資・回収
| 予想家 | 投資 | 回収 | 収支 |
|---|---|---|---|
| 水上学 | 15,000円 | 42,320円 | +27,320円 |
| 高柳誠二 | 21,000円 | 32,900円 | +11,900円 |
| 夏目耕四郎 | 20,000円 | 20,180円 | +180円 |
| 井内利彰 | 30,300円 | 0円 | −30,300円 |
井内は前々週のサマーシリーズ第1戦(小倉記念・函館2歳S)の予想で、投資44,700円に対して回収237,600円という大当たりを出していました。その直後の全外れだけに、振れ幅の大きさが際立ちます。

夏目の+180円は象徴的です。東海Sで7番人気マテンロウコマンドを唯一の本命に指名しながら、狙い目の的中分を合わせても週の収支はほぼトントンに終わりました。本人も「なんでこれでトリガミ(的中しても払戻が投資額を下回ること)なんだって」「こういう時に単勝を買えないセンスの悪さですよね」と自嘲しています。今週のクイーンSでも本命の単勝を買っていないので、この傾向は続いています。
番組企画のシリーズ回収率
| 順位 | 予想家 | 回収率 | 残り |
|---|---|---|---|
| 1 | 井内利彰 | 317% | 残り3戦 |
| 2 | 高柳誠二 | 157% | 残り2戦 |
| 3 | 水上学 | 118% | 残り1戦 |
| 4 | 夏目耕四郎 | 115% | 残り2戦 |
| 5 | キムラヨウヘイ | 37% | 残り3戦 |
井内の317%は初戦の大当たりによる貯金で、番組でも「これはもう自然と落ちるのは、数字の世界ですから」と、下降を織り込んだコメントが添えられていました。
100%を割っているのはキムラだけです。番組でもいじられていましたが、共演者からは「まだ帯があるから絶対返してくる」(帯=帯封。100万円の束のこと)と期待の声も出ていました。
なお、この全6戦は番組独自の予想家対抗企画です。JRA公式のサマーシリーズとは別物で、実際クイーンSはJRAのサマーシリーズ対象競走に含まれていません。アイビスSDがサマースプリントシリーズ第3戦であることとは、切り分けて考える必要があります。
💡 4予想家の狙い目レース(夕方の4鞍)
番組後半では、重賞以外の「狙い目」レースも1人1鞍ずつ選ばれます。4鞍とも新潟・中京の16:20〜18:20に組まれたレースで、井内とキムラは1万円超を3〜4点に集中させました。
井内利彰|中京12R 3歳未勝利(芝1400m・18:20発走)
- ◎12 ミッキーラヴィータ(岩田望来)
- 先週の芝1600m戦から連闘(前週に続けて出走すること)になります。高橋亮厩舎が連闘を使うのは年に数えるほどしかなく、井内は「これは勝負」と読んでいます
- 陣営は「距離は1400mの方がいい」と話しており、先週12Rを使ったこと自体が今回への布石だったと見ています
- 鞍上の岩田望来騎手は「今年の中京勝率4割5分」だと紹介されました
- 買い目は単勝12(5,000円)、馬連12-18(4,000円)、3連複12-14,18(1,000円)の合計10,000円・全3点です
高柳誠二|新潟11R 3歳未勝利(芝2200m・18:00発走)
- ◎13 クイーンズレイン(石神深道)
- 平均指数は2位で、石神騎手に乗り替わったここ2走で指数42、40をマークしています
- 「左回りだと追われて内にもたれるのが問題。ジョッキーも手の内に入れていると思うので、今回は早めに動いてくれるとありがたい」と述べました
- 買い目は単勝13(1,000円)、馬連13-12(1,000円)ほかで、合計6,000円・全23点になります
夏目耕四郎|新潟8R 五頭連峰特別(芝1800m・16:20発走)
- ◎2 ガーヴィ(大野拓弥)
- 前走2着で、勝ったのはイクイノックスの妹イクシードでした
- 「東京の長い直線で最後方から外をグイグイ追い上げ、ゴール板を過ぎたあたりが一番トップスピードになるくらいだった」と評価しています
- 買い目は単勝2(5,000円)、馬連2-8(1,400円)ほかで、合計10,000円・全7点です
キムラヨウヘイ|中京10R 1勝クラス(ダート1900m・17:20発走)
- ◎10 エコロスパーダ(酒井学)
- 前走は年始の京都ダートで、当時は完全な外差し馬場でした。「最内枠から2番手追走で9着は、全然見直せる負け方」だと評価しています
- 「当時先着を許した馬は、その後全部好走している」とも述べました
- 買い目は単勝10(3,500円)、複勝10(5,000円)、馬連・ワイド4-10(各1,000円)の合計10,500円・全4点です
重賞よりも点数を絞る予想家が多く、狙い目のほうが買い方の個性がはっきり出ています。
📝 まとめ|買い方のタイプ別に選ぶ
2026年8月1日放送分の競馬予想TV!から、アイビスサマーダッシュとクイーンSの見解を整理しました。
- ⚡ アイビスSDは高柳・キムラが1番人気ピューロマジックに集中しました。夏目は10番人気、井内は8番人気と真っ二つに分かれています
- 🏇 クイーンSは本命が4人4頭に完全分裂しました。14番人気エラトー(井内)から2番人気ココナッツブラウン(高柳)まで、人気帯すらバラバラです
- 🔢 アイビスSDで井内が打った印は3頭だけでした。しかも1枠・2枠・4枠と、外枠有利のレースで内に集中させています
- 💰 買い目の設計思想が対照的です。井内は7〜11点に絞って単複に厚く張り、夏目は49点に広げて複勝に6割を投じ、キムラはクイーンSをボックス一本、アイビスSDは単勝に48%を配分しました
- 📊 同じ日なのに枠の傾向は真逆です。アイビスSDは外枠優勢、クイーンSは1枠66.7%・2枠77.8%の内枠優勢になっています
人気馬から堅く入るなら高柳・キムラ、中穴なら夏目、大穴に賭けるなら井内という並びになります。どの予想家の手法が自分の考え方に近いかで選ぶと、買い目の組み立てがぶれにくくなります。
発走はクイーンステークスが15:25(札幌11R)、アイビスサマーダッシュが15:45(新潟7R)です。暑熱対策の変則日程で新潟のメインレースは7Rになっているので、馬券を買う際はレース番号の確認をお忘れなく。
なお、当日の馬場状態は番組放送時点の想定と変わる可能性があります。日曜は雨の予報が出ていたため、発走前に最新の馬場状態を確認することをおすすめします。井内が「時計がかかる馬場の方がいい」、高柳が「稍重までなら」と述べているように、馬場は本命の評価に直結します。
先週の関屋記念・東海Sの予想は【競馬予想TV】関屋記念・東海S2026予想|4予想家の本命・買い目まとめにまとめています。井内が全外れに終わった週の予想理由も、あわせてご覧ください。

同じサマースプリントシリーズの北九州記念2026の予想まとめも公開しています。

来週も競馬予想TVの予想をまとめる予定です。番組のシリーズは全6戦で、まだ3戦残っています。


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