【競馬予想TV】新潟記念・中京2歳S2026予想|4予想家の本命・買い目まとめ

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【競馬予想TV】新潟記念・中京2歳S2026予想|4予想家の本命・買い目まとめ

「競馬予想TV!のプロが今週どの馬を本命にしたか知りたい。でもフジテレビONEは契約していないし、土曜20時からの2時間を追う余裕もなかった」——日曜の朝にそう思う方は多いはずです。印の一覧だけならどこかで拾えますが、なぜその馬なのか、いくら賭けたのかまでは分かりません。

結論からお伝えします。2026年8月29日放送分(サマーシリーズ第6戦・最終戦)で、新潟記念は出演4人+MCの本命が5頭に完全分散しました。1番人気⑤ゾロアストロを本命にしたのは、MCの松本ヒロシだけです。一方の中京2歳ステークスは、予想家4人のうち3人が1番人気⑨ジーティーマイカに集中しました。同じ放送回で、1番人気の扱いが正反対になっています。

この記事では次の形で整理しました。

  • 🏇 両レースの全頭印マトリクス(新潟記念11頭・中京2歳S9頭 × 予想家4人+MC松本ヒロシ)
  • 💰 買い目を券種・馬番・金額・点数まで全部(4人分×2レース=8セット)
  • ⚠️ 印と買い目の両方から消えている馬(新潟記念3頭・中京2歳S3頭)
  • 🎯 4人の狙い目レース4鞍。最も早く締め切るのは札幌7R・13:20発走です
  • 🏆 サマーシリーズ最終戦の回収率と、キムラヨウヘイの単勝17万円がどう決まったか

本日の締切は、札幌7R(13:20)→ 新潟6R(14:35)→ 中京2歳S(15:35)→ 新潟記念(15:45) の順です。

本文中のオッズはすべて2026年8月29日19:00時点の単勝オッズです。発走までに人気は動くので、購入前に最新のオッズをご確認ください。なおMC松本ヒロシの印は番組の画面フリップに載らないため、番組内の発言から補って併記しています。


  1. 🎯 【結論】5人の本命・投資額・締切時刻の早見表
    1. 本命早見表(5人×2レース)
    2. 本日の投資額
    3. 締切タイムライン
  2. 🏇 新潟記念2026|印一覧と買い目を金額まで、そして番組データが残した4頭
    1. レース条件|今年から2年目の「別定戦」
    2. 印一覧(全11頭×5人)
    3. 番組の消去法データが残した4頭に、4人の本命が1人ずつ入っていた
    4. 馬場が反転した|「先週あたりから内を通ったら不利」と、当日の雨
    5. 買い目(4人分・券種・馬番・金額)
      1. 亀谷敬正(合計34,000円・全18点)
      2. キムラヨウヘイ(合計7,100円・全3点)
      3. 小林弘明(合計8,000円・全13点)
      4. 夏目耕四郎(合計10,000円・全17点)
    6. 5頭に割れた理由(手法別)
      1. 小林弘明 ◎⑧ダノンシーマ|別定戦の斤量規定
      2. 夏目耕四郎 ◎③ロデオドライブ|ラップの形
      3. キムラヨウヘイ ◎④ドゥレッツァ|陣営の遠征選択から左回り適性を読む
      4. 亀谷敬正 ◎⑪ステレンボッシュ|小回り巧者とキングマンボ系
      5. 松本ヒロシ ◎⑤ゾロアストロ|厩舎の意志に乗る
    7. 同じ材料が正反対に読まれた2つの場面
  3. 🐎 中京2歳ステークス2026|3人が1番人気に集中、買い目で数えると実質6頭
    1. レース条件|番組が「うまくいくデータ」を省略した理由
    2. 印一覧(全9頭×5人)
    3. 「実質何頭立てか」で見解が4通りに割れた
    4. 買い目(4人分)
      1. 亀谷敬正(合計2,000円・全4点)
      2. キムラヨウヘイ(合計7,000円・全3点)
      3. 小林弘明(合計8,000円・全5点)
      4. 夏目耕四郎(合計6,000円・全14点)
    5. なぜ3人が1番人気に集中し、2人が外したのか
      1. 夏目耕四郎 ◎⑨|この日いちばん強い評価
      2. 亀谷敬正 ◎⑨|スプリント寄りの血統構成
      3. 小林弘明 ◎⑨|時計の希少性
      4. キムラヨウヘイ ◎⑦|厩舎の免許年数と、少頭数戦の騎手論
      5. 松本ヒロシ ◎③|同じコースを走った経験
    6. 評価が割れた2頭
  4. 🏆 サマーシリーズ最終戦|キムラの単勝17万円はボーダー148%からの逆算だった
    1. 「サマーシリーズ」は3つあります
    2. シリーズを終えた3人と、残り1戦の4人
    3. 番組自身が「回収率は金額で調整できる」と認めた
    4. なぜ17万円なのか|算数で確かめる
    5. 狙い目レース4本(発走順)
  5. 📝 まとめ|買う前の5つの確認
    1. 【8月30日更新予定】レース結果と的中状況
    2. 次回の放送について
    3. こちらもおすすめ

🎯 【結論】5人の本命・投資額・締切時刻の早見表

結論として、新潟記念は本命が5頭に分散し、中京2歳ステークスは3人が1番人気に集中しました。 分かれ方が違うのは、拠り所にできるデータの量が2つのレースでまったく違うからです。新潟記念には過去5年分の実績と別定の斤量規定がありますが、中京2歳ステークスは現行条件になって2年目で、比較材料が1年分しかありません。

本命早見表(5人×2レース)

予想家 手法 新潟記念(新潟8R・15:45) 中京2歳S(中京7R・15:35)
キムラヨウヘイ プロファイリング ◎④ ドゥレッツァ(4番人気・9.7倍) ◎⑦ ビスケットサンド(2番人気・3.8倍)
亀谷敬正 血統ビーム ◎⑪ ステレンボッシュ(5番人気・11.8倍) ◎⑨ ジーティーマイカ(1番人気・2.4倍)
小林弘明 能力指数 ◎⑧ ダノンシーマ(2番人気・3.8倍) ◎⑨ ジーティーマイカ(1番人気・2.4倍)
夏目耕四郎 ラップフォーカス ◎③ ロデオドライブ(3番人気・4.0倍) ◎⑨ ジーティーマイカ(1番人気・2.4倍)
松本ヒロシ(MC・参考) — ◎⑤ ゾロアストロ(1番人気・3.4倍) ◎③ サンタンジェロ(3番人気・4.5倍)

読み取れるポイントは3つあります。

  • 新潟記念は5人の◎が5頭に分かれました。予想家4人の中に1番人気を本命にした人はいません
  • 中京2歳Sは予想家3人が1番人気⑨に集中しました。外したのはキムラヨウヘイ(◎⑦)とヒロシ(◎③)だけです
  • キムラヨウヘイは両レースとも2頭にしか印を打っていません。本人も「2頭しか印を打ってないっていうのもあるでしょうが」と述べています

先週(札幌記念・中京記念)は札幌記念で3人が1番人気に集中し、中京記念で5頭に分裂しました。今週は同じことが2レースの間で入れ替わった形です。

本日の投資額

予想家 新潟記念 中京2歳S 狙い目 合計
キムラヨウヘイ 7,100円 7,000円 170,000円 184,100円
亀谷敬正 34,000円 2,000円 2,000円 38,000円
小林弘明 8,000円 8,000円 8,000円 24,000円
夏目耕四郎 10,000円 6,000円 4,000円 20,000円

最多のキムラヨウヘイ184,100円と、最少の夏目耕四郎20,000円で9.2倍の開きがあります。理由はサマーシリーズの節で回収します。なお亀谷敬正の狙い目は中京2歳ステークスと同じ買い目なので、上の合計は単純合算した値です。

締切タイムライン

時刻 レース 誰の予想か
13:20 札幌7R ダート1000m キムラヨウヘイの狙い目(単勝17万円)
14:35 新潟6R 両津湾特別 ダート1800m 小林弘明の狙い目
15:25 札幌11R(札幌のメイン) —
15:35 中京7R 中京2歳ステークス(GIII) 本編レース2
15:45 新潟8R 新潟記念(GIII) 本編レース1
16:00 札幌12R 北辰特別 芝2600m 夏目耕四郎の狙い目

⚠️ 本日は新潟・中京の最終日で、暑熱対策のため中京2歳ステークスが7R、新潟記念が8Rという変則の番組編成です。番組も冒頭とエンディングの2回、「新聞のレース番号をじっくり見て、マークシートを塗るとき、スマホで買うときも押し間違いのないように」「まるっきり違う馬券を買っちゃうことになりますからね」と繰り返していました。

馬場については、両場とも「内をずっと通った馬は苦しい」で一致しています。新潟は先週から内が不利に反転し、当日は雨予報です。中京は土曜が稍重でも時計が速く、良に回復する見込みですが内は傷んでいます。


🏇 新潟記念2026|印一覧と買い目を金額まで、そして番組データが残した4頭

このレースは11頭立てですが、4人の買い目を全部合わせても登場するのは8頭だけです。 別定の斤量規定、馬場バイアスの反転、当日の雨という3つの変数が同時に効いた結果、評価が大きく割れました。

先に締め切るのは中京2歳ステークス(15:35)です。そちらを急ぐ方は次の見出しへ進んでください。

レース条件|今年から2年目の「別定戦」

  • 第62回 農林水産省賞典 新潟記念(GIII)/JRAのサマー2000シリーズ対象
  • 8月30日(日)新潟8R・芝2000m(左・外回り・Aコース)・15:45発走・11頭立て
  • 3歳以上オープン・別定

ここがこのレースの読み方を決めています。新潟記念は2025年から別定戦で、2024年まではハンデ戦でした。番組でも「昨年から別定戦になり、少し固くなった印象です」と紹介されています。

斤量の構造は次のとおりです。

  • 最重量59.0kg — ④ドゥレッツァ(田辺裕信)と⑨アーバンシック(三浦皇成)。どちらも菊花賞馬です
  • 最軽量55.0kg — ⑤ゾロアストロ(岩田望来・牡3)。3歳でGIII勝ちのみのため加増がありません
  • ③ロデオドライブは3歳ですが、NHKマイルカップを勝っているため57.0kgです

11頭中5頭がGI優勝馬という、GIIIとしては破格のメンバー構成になりました。③ロデオドライブ(2026年NHKマイルC)、④ドゥレッツァ(2023年菊花賞)、⑥チェルヴィニア(2024年オークス・秋華賞)、⑨アーバンシック(2024年菊花賞)、⑪ステレンボッシュ(2024年桜花賞)の5頭です。

一方で11頭中6頭が3か月以上の休み明けで、④ドゥレッツァは約11か月ぶり、⑨アーバンシックは約5.5か月ぶりの実戦になります。実績上位馬ほど間隔が空いており、仕上がりの評価が予想の分岐点になりました。

単勝オッズ(8月29日19:00時点): ⑤3.4/⑧3.8/③4.0/④9.7/⑪11.8/⑥12.3/⑨13.8/⑩29.8/②30.3/⑦39.6/①56.8

印一覧(全11頭×5人)

凡例は ◎本命・○対抗・▲単穴・△連下・ー無印 です。

馬番 馬名 人気 キムラ 亀谷 小林 夏目 ヒロシ
① ボーンディスウェイ 11 ー ー ー ー ー
② サヴォーナ 9 ー ー ー ー ー
③ ロデオドライブ 3 ー △ ー ◎ 抑え
④ ドゥレッツァ 4 ◎ ▲ △ ー ー
⑤ ゾロアストロ 1 ー ○ ○ △ ◎
⑥ チェルヴィニア 6 ー △ ー ▲ ▲
⑦ ジュンブロッサム 10 ー ー △ △ ー
⑧ ダノンシーマ 2 ー △ ◎ ○ 4番手
⑨ アーバンシック 7 ー ー ー ー ー
⑩ バレエマスター 8 ○ ー ー ー ー
⑪ ステレンボッシュ 5 ー ◎ ▲ △ ○

※ヒロシの列は番組内の発言をもとにした参考です。

まず消せる馬から見ていきます。①ボーンディスウェイ・②サヴォーナ・⑨アーバンシックの3頭は、5人とも無印で、しかも予想家4人の買い目にも1点も入っていません。 買い目に登場するのは③④⑤⑥⑦⑧⑩⑪の8頭だけです。印と金額の両方で一致しているぶん、消しの根拠としては最も強いと言えます。

特筆すべきは⑨アーバンシックがGI馬でありながら全員無印だったことです。エンディングでも「GI馬でありながら全員無印」「喋ることが逆にない」「巻き返しは厳しいんじゃないですか」と話題になりました。ただし補足もあり、「三浦騎手が乗っているようですけども、1週前を追うことによくはなってますけどね」「天皇賞の脚を見ると、決して終わっているわけじゃないと思う」という声が出たうえで、ヒロシが「僕、雨がなければ買うつもりだったんですけど、道悪がちょっとダメそうかな。やめました」と述べています。無印の理由が能力ではなく馬場だった、ということです。

逆にキムラヨウヘイを除く3人が全員印を打ったのは⑤ゾロアストロ・⑧ダノンシーマ・⑪ステレンボッシュの3頭でした。連系の軸を探すならこの範囲になります。

そして1番人気⑤ゾロアストロには亀谷○・小林○・夏目△と印が集まるのに、◎を打ったのはMCのヒロシだけです。「印は集まるが本命にはならない」という状態が、このレースの分散を作っています。

番組の消去法データが残した4頭に、4人の本命が1人ずつ入っていた

番組では毎週「うまくいくデータ」として、過去に好走例がない条件が紹介されます。今回の3条件は次のとおりでした。

  • 3着以内に来たことがない条件: 前走4着以下だった5歳馬
  • 2着以内に来たことがない条件: 前走GIII以下を走った7歳以上の馬/キズナ産駒

この条件を通過して連対資格が残ったのは、③ロデオドライブ・④ドゥレッツァ・⑤ゾロアストロ・⑧ダノンシーマの4頭です。番組では「3歳GI馬が残りましたね、ロデオドライブ。57キロ」「3歳馬だから、2頭出て2頭残ったということですね」というコメントが添えられました。

ここで本命と突き合わせると、はっきりした構造が見えます。

資格が残った4頭 本命にした人
③ロデオドライブ 夏目耕四郎
④ドゥレッツァ キムラヨウヘイ
⑤ゾロアストロ 松本ヒロシ(MC)
⑧ダノンシーマ 小林弘明
(資格なし)⑪ステレンボッシュ 亀谷敬正

4頭の資格馬に、5人のうち4人が1人ずつ、重複なく収まっています。 データの外から本命を選んだのは亀谷敬正だけです。先週の札幌記念・中京記念でも本命と番組データはおおむね重なりましたが、今回は4頭に4人が1対1で入る完全一致になっており、重なり方の精度が上がっています。

見出しでは「5頭に分散」と表現されますが、実際に起きていたのは4頭の資格馬に4人が1対1で入り、5人目だけが外に出たという状態です。印の一覧表を並べるだけでは見えてこない構造だと思います。

なお番組はこの消去法データを予想の発表後に紹介しています。データが本命を決めたわけではなく、結果として一致していた、という関係です。

馬場が反転した|「先週あたりから内を通ったら不利」と、当日の雨

このレースで最大の変数になったのが新潟の馬場です。 しかも、単純な「内有利」「外有利」では説明できない状態になっています。

まず中期的な変化として、こう語られました。

「この夏の新潟は本当に馬場が頑丈というか、内有利の傾向がずっと続いてたんですけど、先週あたりから、内を通ったらもう不利だなという感じになってきた」「先々週あたりまでとは明らかに馬場傾向、トラックバイアスが変わってきてますよね」

ところが土曜(8月29日)の実際の決着は逆でした。

「外が良さそうだけど、俺が見てて、外が良いのは全部内から3頭差されちゃって、1、2、3着が全部内だったっていう」「いや、外が良いのは間違いないですけどね」

この矛盾は、次のように整理されています。

「真ん中より外はいい。そこから内は全部悪いんだけど、結局外を回った馬は距離ロスがあるから、行くんだったらもうラチ沿いを行くしかない」「内のラチ沿いはスピードは出ないけど、コースロスは最小に抑えられる」「真ん中から外をずっと走ってくると距離をたくさん走っちゃうんで、そのさじ加減ですよね」

MCが「それを読めないもん」と応じたのが正直なところでしょう。馬場が悪い側を通るか、距離ロスを取るかのトレードオフになっている、という理解が近いはずです。そこに当日の雨が加わります。「あと明日ちょっと雨の予想もあるので」「さらにややこしくなる」というやり取りがありました。

この馬場が、実際に評価を動かしています。

  • 亀谷敬正は⑧ダノンシーマを自ら格下げしました。「下げました」「馬場もあるけど、そもそも2000mの短縮も嫌ですし、馬場でもっと嫌なんで」
  • 小林弘明は本命の⑧について「明日の馬場が分からないんでごめんなさい」と留保を付けています
  • ヒロシは⑨アーバンシックを道悪を理由に見送りました
  • キムラヨウヘイの○⑩バレエマスターは道悪前提の穴狙いです。「ここまでの凡戦になったら(チャンスがある)。1分59秒台になればね」「他の馬がやっぱり道悪はダメな馬が多いと思うので」

番組の締めの一言も「あんまり雨が降らないことをね、願いたいと思います」でした。

買い目(4人分・券種・馬番・金額)

番組の読み上げでは券種と馬番のみで、金額は読み上げられません。以下の金額・点数・回収額は番組の画面表示によるものです。

亀谷敬正(合計34,000円・全18点)

券種 買い目 金額
単勝 ⑪ 3,000円
馬連 ⑪-⑤ 4,000円
馬連 ⑪-⑧ 3,000円
馬連 ⑪-③ 2,000円
馬連 ⑪-④、⑪-⑥ 各1,000円
馬連 ⑤-④ 3,000円
馬連 ⑤-⑥ 2,000円
ワイド ⑪-⑤ 5,000円
3連複 ⑤⑪軸で⑧/③/④/⑥、⑧⑪軸で④/⑥、③⑪軸で④⑥、⑪-④⑥ 計10,000円(9点)

最大回収252,300円(7.4倍)/最小回収28,750円(0.85倍)。⑪ステレンボッシュを軸に、⑤ゾロアストロとの2頭を本線に置いた組み立てです。

キムラヨウヘイ(合計7,100円・全3点)

券種 買い目 金額
単勝 ④ 2,500円
複勝 ④ 4,500円
ワイド ④-⑩ 100円

最大回収32,960円(4.6倍)/最小回収7,200円(1.01倍)。単勝と複勝だけで買い目の97%を占めます。本人も「単複メインなんで」と述べたとおりの構成です。

小林弘明(合計8,000円・全13点)

券種 買い目 金額
馬連 ④-⑧ 800円
馬連 ⑤-⑧ 2,600円
馬連 ⑦-⑧ 300円
馬連 ⑧-⑪ 1,300円
3連複 ⑤-⑦-⑧ 500円
3連複 ⑤-⑧-⑪ 1,600円
3連複 ⑦-⑧-⑪ 200円
3連単 ⑧1着→⑤⑦⑪(6点) 各100円
3連単 ⑧→⑤→⑪(買い増し) 100円

最大回収165,430円(20.7倍)/最小回収13,200円(1.65倍)。本命⑧ダノンシーマの単勝も複勝も買っていません。 全点が⑧絡みの連系です。

夏目耕四郎(合計10,000円・全17点)

単勝③に5,000円、残り5,000円はすべて3連単です。◎③ロデオドライブと○⑧ダノンシーマを1着・2着に固定し、3着に⑤⑥⑦⑪を置くフォーメーションが軸になっています。

最大回収67,590円(6.8倍)/最小回収15,400円(1.54倍)。

⚠️ ここで1点だけ指摘しておきます。亀谷敬正は最小回収額28,750円が投資34,000円を下回っています。 当たっても約5,000円のマイナスになる着順が存在する、ということです。

5頭に割れた理由(手法別)

小林弘明 ◎⑧ダノンシーマ|別定戦の斤量規定

この日の議論を最も規定したのが、小林弘明の斤量の話でした。

「やっぱりこのレースって、GI馬はあんまり使っちゃいけないんですよね実は。3キロ乗せられる別定なんで」「賞金が10億稼いでても、10億稼いでない昔のステイゴールドみたいなのは使っていいんですけど、タイトルを1個でも取っちゃってると3キロ乗せられちゃう」「過去1年で、1年以上前だと2キロで済むんですよね」

そのうえで⑧ダノンシーマについては「前走57.5キロ、ここからGIIからの減量なので、結局ノンタイトルなんで1キロも乗らず、古馬は57キロが基礎」「古馬でGI馬だとこのレースは60キロなんですよ」と説明しています。つまり簡単に言うと、GIを勝っていない実力馬こそがこの条件で最も得をするという理屈です。

ただし、本命に推した本人が最も弱気でした。「明日の馬場が分からないんでごめんなさい。来なかったらごめんなさいっていう」「本命なのにこんなことを言って怒られそうだけど」「これ多分、ヨーロッパだったらスクラッチでしょうね、取り消し」と繰り返し、MCから「それはダメでしょ、そういうこと言っちゃ」と返される場面もありました。

夏目耕四郎 ◎③ロデオドライブ|ラップの形

距離未経験をラップの形状だけで買い切ったのが夏目耕四郎です。③ロデオドライブは1600mしか使っていませんが、こう評価しました。

「勝った3つのレースを見てみると、レースラップの後半が全部ゴールに向かって加速している。失速している区間が1つもないマイルを3つ勝ってるんですよ。で、全部上がり順位1位」「レース全体の流れが止まってない。要するに、バテた馬が下がってきているところを差したわけじゃないですよっていうのが、このロデオドライブの3勝すべてに言える」

つまり「他馬が止まったから差せた」のではなく「自分から加速して勝った」ということです。そこから「理論上は、800mや1000m伸びる話は別ですけど、400m伸びる分には対応ができると考えるのが僕の考え方」と結論づけました。

動機には人気も含まれます。「ロデオドライブがその距離だとかなんだとかで、1番人気を他の馬に取られたらおいしいなと思ってたらそうなったんで、個人的にはちょっとおいしいかな」

キムラヨウヘイ ◎④ドゥレッツァ|陣営の遠征選択から左回り適性を読む

「陣営も、4歳の夏にインターナショナルステークスに遠征しましたけど、この時の遠征理由の一つは左回りだったってことなんですよね。英国の左回りのレースを求めてインターナショナルステークス、日本ではマイナーな選択ですよ、このレースを選ぶってことは。それだけ陣営としては左回り適性の高さを確信してると思うんですよね」

右回りでの敗戦は度外視する立場です。「菊花賞は確かに右回りで勝ってますけど、やっぱり内に刺さるんですよね、これ右回りだと絶対に」「宝塚記念、京都大賞典というのは、そういう挙動を見せての8着9着で、調教も悪かったので、これは度外視できる敗戦です」

レース質については「新潟記念というのは中長距離馬、長距離馬の方が走るので」「逆にここを走ってその後、1800m以下で活躍した馬ってほぼいないんですよね」と述べています。

亀谷敬正 ◎⑪ステレンボッシュ|小回り巧者とキングマンボ系

「このレースって結構、小回り巧者が本来走りやすくて、キングマンボ系がやっぱり強いんで」

⑪ステレンボッシュについては「ノーザンファーム(生産)で、キングマンボ系っていうことと、2走前だけ走れば、ここはいろいろ能力の上げ下げを考えた場合に来るかな」という見立てです。

ここで馬柱の弱さを突かれます。「逆に言ったら2走前しか走ってないって言えば、馬柱見ちゃうと」という指摘に、亀谷敬正は「いや、そうなんですよね」と一度認めたうえで、「これでも2走前から別馬というか、元に戻ってるんで」「僕は2走前だけ走れば来ると思ってますんで。それが最大の理由です」と押し切りました。キムラヨウヘイも「確かに2走前だけ走れば、上位が脱落すれば、好走するぐらいの能力は確かにあります」と、前提自体は認めています。

松本ヒロシ ◎⑤ゾロアストロ|厩舎の意志に乗る

MCの松本ヒロシは1番人気を本命にした唯一の人です。

「僕はゾロアストロっていうのは、ダービーで本命にするつもりだった」「皐月賞は本当に前に行って内を回った馬しか来ないレース。僕は皐月賞で後ろから行って脚を使えなかった馬を重視して」「実際、未勝利の初勝利がこの新潟コース」「斤量も恵まれてます」

決め手は厩舎コメントの対比でした。同じ宮田敬介厩舎の2頭を比べて、「ステレンボッシュはここを使ってエリザベス女王杯が大目標なんで、そこに繋がる競馬ができればって言ってましたけど、ゾロアストロはここでしっかり結果を出して(次に)行きたいって言い切ってる」「僕はその宮田くんの気持ちに乗りたい、応援したい、それだけですよ」。印も⑤→⑪→⑥と、宮田厩舎のワンツーを本線に置いています。

同じ材料が正反対に読まれた2つの場面

予想が分かれる原因は、材料の違いより解釈の違いにあります。 それがはっきり出た場面が2つありました。

④ドゥレッツァの1週前追い切りをめぐって、評価が正面から割れています。

  • ヒロシ「先週の坂路でひどかったですよ、時計は出てましたけど。6発ぐらいステッキが入ってましたから」「GI馬に坂路で6発ぐらいステッキが入るというのは、やっぱりよっぽど重いんじゃないか」「まだ余裕残しのような気がする」
  • 小林弘明「逆に言ったら、ヒロシさんが1週前ひどかったと言っても、それを叩いて今週は良くなったってことで」「ドバイシーマクラシックの直前追い切り以来の時計」

③ロデオドライブについては、「制度」と「ラップ」がぶつかりました。小林弘明は「海外だと3歳は3.5キロや2.5キロもらうところ」「まあだから57キロはキツいですよね」と斤量で切り、夏目耕四郎は「むしろ全然2000mも適性の範囲」と結論しています。同じ馬に対して、依拠する枠組みが違えば逆の答えが出るという例です。

📌 他サイトのデータを読むときの検算ポイントを1つ。番組内でキムラヨウヘイが「この3歳上の重賞の3歳馬ってハンデ戦って全く来ないんですよ」とデータを出したところ、司会側から即座に「去年別定戦に変わって3歳馬来たじゃないですか。今年も別定戦なんで3歳馬はいいんですよ。強いし斤量もいいし」と指摘が入りました。指摘のとおり、新潟記念は2025年から別定戦です。過去10年のデータを載せている記事を読むときは、2024年以前がハンデ戦であることを確認してください。 軽ハンデの人気薄が突っ込む傾向は、そのまま持ち込めません。

なお亀谷敬正が本命の重複を避けた一幕もありました。⑤ゾロアストロについて「そんだけヒロシが熱意があるんだな、俺も本命にすればよかったな(と思ったけど)、本命が一緒になっちゃうと、そうするとよく来なくなっちゃうんで。まあちょうどいい落とし所かなみたいな感じ」と述べています。


🐎 中京2歳ステークス2026|3人が1番人気に集中、買い目で数えると実質6頭

9頭立てですが、4人の買い目に一度でも登場するのは6頭だけです。 未勝利馬3頭と森秀行厩舎の4頭が、ほとんど評価されていないためです。

レース条件|番組が「うまくいくデータ」を省略した理由

  • 第2回 中京2歳ステークス(GIII)
  • 8月30日(日)中京7R・芝1400m(左・Bコース)・15:35発走・9頭立て
  • 2歳オープン・馬齢(牡牝とも55.0kg で斤量差なし)。9頭全馬が関西所属です

このレースでは、番組が恒例の「うまくいくデータ」コーナーを省略しました。

「中京2歳(ステークス)は去年から中京の芝1400m(の条件)ということで、だから1年分しかないと」「ちょっとデータが1年分しかないので、うまくいくデータも今回は省略ということになります」

2024年以前は「12月・芝1200m・特別競走」で行われており、8月・芝1400m・馬齢という現行条件は2025年からです。つまり比較材料は実質1年分しかありません。データが薄いときに「やらない」と宣言したことは、読者にとってはむしろ有用な情報だと思います。

昨年(2025年)の結果は次のとおりです。1番人気スターアニス(牝・松山弘平・単勝1.7倍)が2着に敗れ、勝ったのは6番人気キャンディード(北村友一・単勝13.2倍)でした。決着時計は1:19.4で、番組でも「この時計で2歳で走られたらもう他は無理ですよね」と語られています。

ここで面白い巡り合わせがあります。昨年の勝ち馬に乗った北村友一が、今年は⑦ビスケットサンド。昨年2着に乗った松山弘平が、今年は⑨ジーティーマイカに騎乗します。今年の上位2番人気に、昨年の連対騎手がそのまま乗る形です。

単勝オッズ(8月29日19:00時点): ⑨2.4/⑦3.8/③4.5/④8.9/②14.7/⑤14.9/⑥15.4/⑧25.7/①58.5

中京の馬場については、小林弘明が「今日見てるとまだ全然馬場は良さそうなんで」「新潟とはやっぱさすがに(違う)」と述べ、新潟ほど悪くないという見方を示しました。翌日は「気温が35度オーバー」で良に回復する見通しです。ただし「内側やっぱりだいぶ傷んできてる感じはあるんでね」「ずっと内を走ってきたままはまず勝てないな、そういう馬場になってきましたよね」という指摘も出ています。

印一覧(全9頭×5人)

馬番 馬名 人気 キムラ 亀谷 小林 夏目 ヒロシ
① ピコキング 9 ー ー ー ー ー
② バクソウシャチョウ 5 ー ー △ △ ー
③ サンタンジェロ 3 ー ○ △ ▲ ◎
④ シスキンブルーム 4 ー ー ▲ ○ ▲
⑤ マルモリムソウ 6 ー ー ー ー 抑え
⑥ ジャスパートレノ 7 ー ー △ ー ー
⑦ ビスケットサンド 2 ◎ ▲ ○ △ ○
⑧ ピコジャック 8 ー ー ー ー ー
⑨ ジーティーマイカ 1 ○ ◎ ◎ ◎ 4番手

予想家4人全員が印を打ったのは⑦ビスケットサンドと⑨ジーティーマイカの2頭だけです。馬連⑦-⑨は4.6倍で、馬連でも1番人気になっています。

買い目に一度でも登場する馬は②③④⑥⑦⑨の6頭で、①ピコキング・⑤マルモリムソウ・⑧ピコジャックは4人の誰の馬券にも入っていません。 森秀行厩舎の4頭(①②⑥⑧)については、⑥ジャスパートレノに小林弘明の△が入っただけで、残り3頭は全員無印です。

MCはヒロシの印をこう紹介しました。「ヒロシさんが1番人気ではない、3番人気でサンタンジェロが本命で、ビスケットサンド、シスキンブルームの順。ジーティーマイカを下げたいと。下げるというのがこの予想のポイント」。アシスタントの横山ルリカは「ジーティーマイカでいきたいと思います」と1番人気を選んでいます。

「実質何頭立てか」で見解が4通りに割れた

9頭中4頭が森秀行厩舎(①ピコキング/②バクソウシャチョウ/⑥ジャスパートレノ/⑧ピコジャック)で、うち3頭が未勝利馬です。 さらに⑥と⑧は今回が芝初出走(どちらもダートの新馬戦のみ)になります。

この状況を、番組では全員が別々に数えました。

  • キムラヨウヘイ「実質5頭立てとかですかね」「4頭立てですかね」「実質4頭立てなので、あんまりもう話すことはないですけど」
  • 小林弘明「ちなみに僕は8頭立てだと思って」
  • 別の声「6頭立てか」

4人の買い目を集計すると、登場する馬は6頭でした。 実際に金額が乗っているのは②③④⑥⑦⑨の6頭で、番組内で4/5/6/8と割れた見立てのうち、買い目という行動ベースでは「6頭」に落ち着いた形になります。

キムラヨウヘイが強く主張したのは厩舎の方針でした。

「森厩舎って特に2歳重賞に来ない厩舎なんですよ。これは賞金至上主義を掲げているだけあって、2歳重賞で勝ち負けしちゃうとその後の賞金稼ぎに支障が出る。多分2歳重賞で本気を出さない厩舎だと思う、人気も含めて」

周囲からも「明日は賞金稼ぎだよね」「着賞金」「3着以下だとすごい」「ただ2着とかになっちゃったら、その後やっぱり条件戦に出られなくなっちゃう」という補足が入りました。亀谷敬正も「森厩舎の4頭は全て種牡馬の下に『米国』と書いてあるから分かりやすい」「アメリカ血統、全部」と一括で評価しています。

ただし、未勝利馬を機械的に消す判断が万能でないことも番組内で示されています。 前週の新潟2歳ステークスが引き合いに出され、「新潟2歳も未勝利馬があわや(来そうだった)」「4着に来ていたね」というやり取りがありました。

実際、小林弘明だけが穴として⑥ジャスパートレノを買いたがっています。

「僕はだからジャスパートレノの方が買いたくて(言っている)ぐらいで」「ダート戦で新馬勝ち。ジーティーマイカと同じような馬場だったと思ってくれれば、1秒負けているということで分かりやすい」「もう本当にゴリゴリのアメリカ血統で、新馬勝ちの中で一番人気がないだろうというのは分かる」「明日はよく分からん馬場なので」

もっとも直後に「ジャスパートレノはちょっとダート戦も(あるので)、まあ多分来ないですけど」と自ら下げており、買い目でも400円しか入れていません。発言の熱量と金額には落差があります。

買い目(4人分)

亀谷敬正(合計2,000円・全4点)

馬単⑨→③⑦ 各500円/3連単⑨1着→③⑦ 各500円。最大回収14,050円(7.0倍)/最小回収3,150円(1.58倍)。

本命が1番人気でも単勝を買っていません。 MCから「これ鉄板なんじゃないの、この7番9番で」と振られたときの返答が理由を説明しています。「僕はそういう鉄板に、人気馬にお金を突っ込むことに慣れてないんで」「まあだから予想はそうなりますけど、僕はこういうのにあんまりお金を突っ込むのは好きじゃないんですけど」「3番手ですけど、なんか当たる気はするんですけど」

キムラヨウヘイ(合計7,000円・全3点)

単勝⑦2,100円/複勝⑦2,600円/馬連⑦-⑨2,300円。最大回収22,620円(3.2倍)/最小回収3,640円(0.52倍)。

小林弘明(合計8,000円・全5点)

馬連⑦-⑨3,000円/3連複②⑦⑨800円・③⑦⑨2,200円・④⑦⑨1,600円・⑥⑦⑨400円。最大回収26,920円(3.4倍)/最小回収12,160円(1.52倍)。⑦と⑨の2頭軸を固定した組み立てです。

夏目耕四郎(合計6,000円・全14点)

馬連③-⑨2,000円・④-⑨1,600円/3連単⑨1着→②③④⑦ 各200円(12点)。最大回収25,820円(4.3倍)/最小回収3,420円(0.57倍)。

「1.8倍まで下がっても本命」と言い切った割に、単勝は買っていません。

なぜ3人が1番人気に集中し、2人が外したのか

夏目耕四郎 ◎⑨|この日いちばん強い評価

「今前売りで単勝2.4倍なんですけど、こんなオッズでいいのかって僕は思ってるぐらいなんで」「1.8ぐらいまで下がっても本命でいいと思ってるぐらい、ここではちょっと抜けてると思いますね」

根拠は各馬の前後半ラップ差の比較です。⑨ジーティーマイカについては「これが一番バランスがいい」と評価しました。加えて時計の水準にも触れています。「この日福島は結構時計が出てて、一つ前の2歳未勝利が2歳レコードなんですよ。で、このジーティーマイカが同じタイムでレコードタイっていうことで」。結論は「1400mとか1600mに伸びて止まるタイプの走り方をしてないので、1200mの勝ち上がりとしては非常にいいラップ」でした。

亀谷敬正 ◎⑨|スプリント寄りの血統構成

「スパイツタウンっていうのもスプリント戦で速い馬だったんで」「(母父)ダイワメジャーにさらにスプリント力を強化して、アメリカ血統を強化して、あと成長の速い血統を強化して」「シスキンっていうのは2歳戦も仕上がりがいいので」

結論は「普通にやればこれが勝つんじゃないですかね。前走も圧勝で」。1400mへの距離延長も「すごい良いと思いますね。前走速い流れをメンバーの中で経験してるんで」「大外枠もいいですしね」と前向きに評価しました。

小林弘明 ◎⑨|時計の希少性

「福島の6月の芝で1分9秒を切った馬って歴代2頭しかいなくて、マイネルレコードとハロースピード。これ両方2戦2勝で連勝していて、マイネルレコードは3連勝で重賞勝ち、ハロースピードも連勝して重賞3着。だからこの馬だけ弱いということはないと思う」

ただし上積みには慎重で、「僕もジーティーマイカはそんなに上積みはないと思ってて」「ちょっとまあ願望込みで2、3ポイント上げて」とも述べています。

キムラヨウヘイ ◎⑦|厩舎の免許年数と、少頭数戦の騎手論

1番人気を外した理由は3段構えです。

まず2歳重賞という舞台の性質から入ります。

「2歳重賞っていうのは、基本的には教育的な騎乗だったり、教育的な育成をするベテラン厩舎だったり、ベテラン騎手はあんまり振るわないんですよね」「逆に、もう目先の早いところから実績を取りに来た若手厩舎だったり、教育ではなく目先からとにかく勝ちに行こうとする若手騎手が結構いい成績を残しがち」

該当するのは⑦ビスケットサンド(佐藤悠太厩舎)と⑨ジーティーマイカ(前川恭子厩舎)の2頭です。そこで⑨に留保を付けます。

「前川厩舎については、やっぱりちょっと初戦から走らせすぎてる感があるんですよね」「初戦の新馬戦で栗東Eコース追いで最終追い切りをやってたんですね」「やっぱり栗東Eコースのゲート調教をやると、やっぱり新馬ってめっちゃ走るんですよ」「前川厩舎はこの世代からそれを積極的に取り入れて、6月の新馬戦を無双しました」「その分やっぱり2戦目の上積みっていうのがあまりなさそう」

最後に9頭立てという条件を騎手選びに読み替えました。

「多頭数戦はガッツある騎乗が求められるんですけど、少頭数戦は逆で冷静沈着な騎乗が求められるんですよ」「北村友一ジョッキーもまさにその一人」「近年の少頭数の重賞・オープン競走の騎手別の成績ですけど、北村友一ジョッキーは本当に少頭数戦の重賞を勝ちまくってるんですよね」

頭数の少なさを「騎手を選ぶ条件」に変換したのは、この人だけでした。

松本ヒロシ ◎③|同じコースを走った経験

「この中京の同じコースで結果を出しているというのは、やっぱり強みだと思います」

そのうえで気性面に踏み込みます。「この馬、おそらく怖がりというか、気が小さくて臆病なんでしょうけど」「前回もメンコをつけましたけど、やっぱり4コーナーでちょっと馬から逃げようとして外に行ったり、追われてからもなかなか手前が変わらなかったり、そういう荒削りな面があって」。だからこそ「繊細な馬だからこそ、同じコースで走るというメリットは相当大きい」という結論になります。血統背景も添えられました。「やっぱりさすが、おばあさんがジェンティルドンナというだけのことがあって、ちょっと搭載エンジンはおそらくずば抜けてるんじゃないかな」

⑨を4番手に下げた理由も明確です。「前走のタイムに関しては、同じ週の古馬1勝クラスで1分7秒台が出るような馬場なんで」「2着以下のメンバーが相当弱かったんで」「しかも余力を持って楽勝しているわけじゃないんですよね。結構最後までしっかり目いっぱい追って、2着につけた7馬身はそのままの着差だと思う」

評価が割れた2頭

③サンタンジェロは、同じ馬に対して3通りの読み方が出ました。小林弘明は「デビュー戦は阪神の道悪、稍重で、中京の1分20秒台で一気に2秒詰めている」と中身を評価しながら「ただ人気がね、嫌なだけで。人気的にちょっと逆に下げた」と△止まり。キムラヨウヘイは無印で、理由は厩舎の不振でした。「本当は須貝厩舎って2歳戦が強いんですよね。ただ今年はちょっと調子が悪い。今年は12勝でリーディング72位」「今年は札幌でも1頭しか勝ち上がっていない」

④シスキンブルームは、同じ○や▲でも動機が3人とも違います。

  • 小林弘明▲ — 馬場が渋る方に賭けました。「雨の方がいいと思うんですよね。デビュー戦も時計がかかる馬場、前走も時計がかかる馬場」「パンパンの良馬場でこの辺に通用するかというと(疑問)」
  • 夏目耕四郎○ — 「対抗なんですけど、ジーティーマイカとは相当離れた対抗なので、むしろ3番手・4番手に近い側の対抗です」
  • ヒロシ▲ — 「僕はジーティーマイカの評価を下げたいので、自然と3番手に上がった」

なお6番人気の⑤マルモリムソウについては「俺、穴はこれじゃないの」という声も上がりましたが、夏目耕四郎がラップで明確に否定しました。「典型的な1200mの勝ち方のラップですよね。前半が速く後半こんなに止まって、もう2.6秒前傾。だからこれは距離延長だとまあ危ない」「ハナに行ったとしてもだいぶ止まると思うので、僕は消しですね」

このレースで意見が割れているのは「強いか、強くないか」ではありません。「前走の中身が本物か、馬場と相手に恵まれた数字か」という点です。


🏆 サマーシリーズ最終戦|キムラの単勝17万円はボーダー148%からの逆算だった

キムラヨウヘイが狙い目レースの単勝1点に投じた17万円は、レースへの自信の大きさではなく、ボーダー148%から逆算して決まった金額です。 本人がそう説明しています。

「サマーシリーズ」は3つあります

検索するときに混同しやすいので、先に切り分けておきます。

  1. JRAのサマー2000シリーズ — 新潟記念はこの対象レースです
  2. 番組のサマーシリーズ — 予想家7人が全6戦で回収率を競う企画。この記事で扱うのはこちらです
  3. サマーチャンピオン — 佐賀競馬のダート1400mの重賞。番組企画とは無関係です

今回は1と2が同じレースで重なるため、特に紛らわしくなっています。

シリーズを終えた3人と、残り1戦の4人

予想家 回収率 状態
井内利彰 148% 終了
高柳誠二 137% 終了
水上学 113% 終了
キムラヨウヘイ 102% 残り1戦
夏目耕四郎 62% 残り1戦
亀谷敬正 0% 残り1戦
小林弘明 0% 残り1戦

この表がこの日の全部を規定しています。 シリーズを終えた3人のうち首位は井内利彰の148%で、これが実質的なボーダーです。本日出演した4人が、これを超えられるかどうかが焦点になります。亀谷敬正と小林弘明は0%で、最終戦で当てなければ0%のまま終わります。優勝可能性を振られた亀谷敬正は「いやもうダメです」と応じていました。

ただし優勝ラインは番組内でも確定していません。 「今は150弱」という説明が出た一方で、「140で良かったんだって、俺今来て知ったもん」「150?」「150で優勝だな」「とりあえず、だからここで150で争っちゃう可能性もあるよね」と、140と150が併存したまま話が進みました。「こういう時、大体、井内くんが逃げ残っちゃう」という声も出ています。

前週の振り返りで印象的だったのは、亀谷敬正の中京記念です。◎④カズミクラーシュ(8番人気)がクビ差の4着でした。「これが3、4着逆なら、多分相当回収率が跳ねた」「だって10倍ぐらいになったでしょ、配当的にはね」「余裕でトップでしたね」——1着分の着順差で、シリーズ首位に立てていたという評価です。

番組自身が「回収率は金額で調整できる」と認めた

MCの「誰が優勝」という問いに対する、ヒロシの答えが本質を突いています。

「今日当たった人が優勝するんじゃないですかね」「誰も当たらないかもしれないですけど、やっぱり今日出てる人(が有利)じゃないですか」

理由はこうです。「金額だって調整できるし、配当だって狙いどころがもうはっきり分かってて」

ここははっきり言い切ります。回収率という指標は、最終戦に登板する側が金額と配当を選べる以上、純粋な予想精度の指標ではありません。 横山ルリカも「でも、確かに今日のレース、頭数が少ないから、当たる可能性は高いですかね」と述べています(新潟記念11頭・中京2歳S9頭)。

なぜ17万円なのか|算数で確かめる

MCが「帯封切った」と反応したときの本人の言葉が、金額の決め方をそのまま示しています。

「切ったら17万円で済んでよかったですね。ちょっとボーダーが低いので」「井内くんの数字が200とか300あったら、30ぐらいいった(=もっと投資しなければならなかった)」「助かりました」

想定オッズは「2.1倍あればつくんじゃない」でした。この条件で試算してみます。

シリーズの投資総額を I円、現在の回収率が102%(払戻は 1.02I)だとします。ここに単勝2.1倍へ17万円を追加して的中した場合、回収率は次の式になります。

(1.02 × I + 2.1 × 170,000) ÷ (I + 170,000)

これが148%と等しくなるのは I ≒ 229,000円のときです。感度も見てみましょう。

投資総額 I 17万円が的中した場合 外した場合
50,000円 185.5% 23.2%
100,000円 170.0% 37.8%
229,000円 148.0% 58.5%

分母が小さいほど、17万円は効きすぎます。 「17万で済んだ」という言葉は、ボーダーが低いことと、自身の投資母数が小さいことの両方から出てきた金額だということです。

一方で、番組の発言のうち成立しない部分もあります。 「井内くんの数字が300あったら30万いった」という説明ですが、2.1倍の単勝にいくら積んでも、回収率は210%に漸近するだけで、それを超えることはできません。 追加投資をX、オッズを2.1倍とすると、Xを大きくするほど回収率は2.1に近づきますが、2.1を上回ることはないからです。つまり300%が相手なら、必要なのは金額ではなくより高い配当のレースを選ぶことになります。

そして下振れも同じ倍率で効きます。17万円を外した場合、上の表のとおり回収率は102%から大きく落ちます。金額で回収率を作りにいく行為は、外したときの毀損も金額に比例するということです。小林弘明が「財力が違いすぎて悲しくなるんですけど、庶民は庶民なりに頑張ります」と応じたのも、この構造を分かってのことでしょう。

判定を書いておきます。ヒロシの「金額だって調整できる」は正しいのですが、実際に金額を使ってボーダーを取りにいったのは4人のうちキムラヨウヘイ1人だけです。

📌 上の数字は試算です。今回の放送では、前回まで毎回出ていた4人分の投資額・回収額の一覧が示されず、通算回収率のランキングだけが公開されました。実際の投資総額は非公開なので、式と前提(現在102%・単勝2.1倍・17万円)を開示したうえでの推定としてお読みください。

狙い目レース4本(発走順)

発走 レース 予想家 本命 買い目
13:20 札幌7R ダート1000m キムラヨウヘイ ⑧ワイドデコラシオン(牡4・横山武史・辻野泰之厩舎) 単勝170,000円(1点)
14:35 新潟6R 両津湾特別 ダート1800m 小林弘明 ②ビービーアジャイル(牡3・C.ルメール・中舘英二厩舎) 8,000円・7点
15:35 中京7R 中京2歳S 亀谷敬正 ⑨ジーティーマイカ 2,000円・4点(本編と同一)
16:00 札幌12R 北辰特別 芝2600m 夏目耕四郎 ④クオンタムスター(牡3・鮫島克駿・堀宣行厩舎) 4,000円・4点(すべて馬単)

キムラヨウヘイの根拠は枠順のバイアスです。「今開催の札幌ダート1000mは外枠有利が顕著で、今開催の枠順別成績では1枠から4枠が1勝もしておらず、5枠から8枠が13勝している」「内枠から勝てないことがポイントで、内枠で飛んだ馬が外枠替わりで巻き返すシーンがよく見られる」。前走は同じ札幌ダート1000mの2枠2番から「スムーズさを欠く競馬で6着」で、「全然見直せる、むしろ負けて強しぐらいの6着」という評価です。

小林弘明は消去法でレースを選びました。 「札幌はみんな詰めて使っており、中京は35度で新潟の芝も厳しいため、新潟ダートしかないと考えた」「内枠で包まれないことを前提に、前に行く馬がそんなにいなさそうなので、内の2列目あたりを取れれば順調にいく」「包まれたら分かんないですけど」。買い目は枠連2-2に1,500円、馬連②-③1,500円・②-⑧1,000円・②-⑨500円、3連複②③⑧2,500円・②⑨-③⑧各500円です。相手は③オクトーバーナイン(戸崎圭太)、⑧スターシップ(川田将雅)、⑨ヴァイヴァーイ(小崎綾也)になります。

夏目耕四郎は普段は買わない条件から選びました。 「条件クラスの2600mとかって僕、まず予想しないし買わないんですけど、ちょっとこれだけはもう本命にしなきゃしょうがないかなと思った」「ここ2回のタイムが非常に優秀」「前走は前残りの展開で2着になってしまったが、3着以下の馬が今回も同じメンバーで結構出走している中、だいぶちぎっていた」「ここはもう勝つやろうな、という感じの本命」。買い目は馬単④→①1,400円/④→⑩⑬各800円/④→⑭1,000円です。

亀谷敬正は本編と同じレースを選びました。「当たると思いますけど、まあ、外れるかな、もしかしたら」と述べ、道悪について問われると「それはないと思いますけどね。そういう馬場になることはないと思います」、重ねて聞かれて「ああ、そしたら分かりませんね。そういうことは考えてもなかった」と応じています。

節の締めとして、MCの整理を引いておきます。「札幌7レース13時20分に、まずはキムラくんの結果でボーダーが決まってくる」。この日いちばん早く決着するレースに最大の金額が乗っており、残り3人がどこまで踏み込むべきかもそこで決まります。 13:20の結果を見てから他の3人の動きを追うと、この日の構図がよく分かるはずです。


📝 まとめ|買う前の5つの確認

要点を5つに絞ります。

  1. 新潟記念は5人の本命が5頭に完全分散しました。1番人気⑤ゾロアストロを本命にしたのは、MCの松本ヒロシだけです
  2. ただしその分散は無秩序ではありません。番組の消去法データが残した4頭(③④⑤⑧)に、5人のうち4人が1人ずつ収まっています。外れたのは亀谷敬正◎⑪だけです
  3. 中京2歳Sは予想家4人中3人が1番人気⑨に集中しました。昨年は1番人気スターアニスが2着に敗れており、その対比が今年の争点になります
  4. 印と買い目の両方から消えている馬は、新潟記念が①ボーンディスウェイ・②サヴォーナ・⑨アーバンシック、中京2歳Sが①ピコキング・⑤マルモリムソウ・⑧ピコジャックです。消去の材料としてはこれが最も使いやすいと思います
  5. 的中しても元本割れになる組み合わせを抱えている買い目があります。亀谷敬正の新潟記念(最小回収28,750円・投資34,000円)、キムラヨウヘイの中京2歳S(同3,640円・7,000円)、夏目耕四郎の中京2歳S(同3,420円・6,000円)の3つです。プロもそれを承知で買っています

軸を探すなら、連系は新潟記念が⑤⑧⑪(キムラヨウヘイを除く3人が全員印)、中京2歳Sが⑦⑨(予想家4人全員が印)の範囲になります。穴なら新潟記念は⑩バレエマスター(キムラヨウヘイだけが○・道悪前提)と⑦ジュンブロッサム(小林・夏目が△で買い目にも採用)、中京2歳Sは⑥ジャスパートレノ(小林弘明が「買いたい」と述べた唯一の穴馬)でしょう。なおこの並べ替えは当記事の整理であり、番組がそう言ったわけではありません。

⚠️ 最後にもう一度、レース番号の注意です。本日は変則の番組編成で、札幌のメインが11R(15:25)、中京2歳ステークスが7R(15:35)、新潟記念が8R(15:45)の順になります。番組も「新聞のレース番号をじっくり見て、マークシートを塗るとき、スマホで買うときも押し間違いのないように」と2回繰り返していました。

本文中のオッズはすべて8月29日19:00時点です。発走までに人気は動くので、購入前に最新のオッズをご確認ください。

【8月30日更新予定】レース結果と的中状況

レースは本日8月30日に行われます。着順・払戻と、誰が的中したか、サマーチャンピオンの行方については、確定後にこの記事へ追記します。

次回の放送について

8月29日の放送は第28シーズンの最終回でした。次回は9月5日(土)24時から、第29シーズンの開幕戦です。放送時間が20時から24時に変わるので注意してください。新潟・中京は本日が最終日で、来週からは中山と阪神の開催になります。

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番組の本編はFODの競馬予想TV!番組ページおよびPrime Videoの「ONEsmart」で、土曜の放送後から日曜のメイン終了まで配信されています。印だけでなく議論のニュアンスまで確かめたい方は、そちらもご覧ください。

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