【競馬予想TV】レパードS・CBC賞2026|本命は2レースとも全員バラバラ

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【競馬予想TV】レパードS・CBC賞2026|本命は2レースとも全員バラバラ

「競馬予想TV!のプロがどの馬を本命にしたか知りたい。でもCSは契約していないし、2時間の番組を見る時間もない」——そう感じている方は多いのではないでしょうか。私は毎週この番組を見て予想を記録していますが、日曜の朝に要点だけ振り返りたくなることがよくあります。

結論からお伝えすると、2026年8月8日放送の競馬予想TV!(フジテレビONE・サマーシリーズ第4戦)では、レパードステークスもCBC賞も、4人の本命が4頭に完全分裂しました。2レース合わせて8つの本命が、すべて別の馬です。

さらに、単勝1番人気を本命にしたのはCBC賞の水上学ただ1人でした。レパードSでは1番人気ショウナンバンライを本命にした予想家が誰もいません。

先週は「アイビスSDは2人が1番人気に集中、クイーンSは4人が完全分裂」と、同じ日の2レースで割れ方が正反対になるのが見どころでした。今週はその対比が使えません。2レースとも割れた以上、どの予想家に乗るかは、自分の考え方と手法の相性で選ぶしかないというのが今回の読みどころです。

出演したのは水上学・井内利彰・小林弘明・キムラヨウヘイの4人です。この記事では次の形で整理しました。

  • 🏇 2レースの印(◎○▲△)の全一覧(レパードS全12頭/CBC賞18頭)
  • 💰 買い目(券種・馬番・金額)をそのまま掲載
  • 📊 本命理由を手法(血統・調教・能力指数・プロファイリング)別に解説
  • 🔍 番組が出した消去法データに、誰が乗って誰が逆らったか

まずは結論の早見表からご覧ください。


  1. 🎯 【結論】レパードS・CBC賞2026 4予想家の本命早見表
  2. 🏇 レパードステークス2026|4予想家の印と買い目
    1. 印一覧|レパードステークス(全12頭×4予想家)
    2. 4予想家の本命理由|レパードステークス
      1. 水上学|◎12 メルカントゥール(2番人気・4.3倍)
      2. キムラヨウヘイ|◎11 パイロマンサー(3番人気・5.1倍)
      3. 小林弘明|◎6 ドンエレクトス(4番人気・5.5倍)
      4. 井内利彰|◎2 ファイアマン(8番人気・19.3倍)
    3. 買い目|レパードステークス
      1. 水上学(合計7,000円・全3点)
      2. キムラヨウヘイ(合計33,000円・全7点)
      3. 小林弘明(合計16,000円・全28点)
      4. 井内利彰(合計10,500円・全17点)
  3. 🌏 CBC賞2026|4予想家の印と買い目
    1. 印一覧|CBC賞(印のついた14頭)
    2. 4予想家の本命理由|CBC賞
      1. 水上学|◎7 ディアナザール(1番人気・3.5倍)
      2. キムラヨウヘイ|◎6 レッドエヴァンス(3番人気・7.3倍)
      3. 小林弘明|◎13 サンアントワーヌ(9番人気・19.2倍)
      4. 井内利彰|◎11 タマモブラックタイ(16番人気・61.4倍)
    3. 買い目|CBC賞
      1. 水上学(合計8,000円・全7点)
      2. キムラヨウヘイ(合計22,000円・全9点)
      3. 小林弘明(合計7,000円・全13点)
      4. 井内利彰(合計11,400円・全38点)
  4. 🔍 なぜ2レースとも割れたのか|番組データに乗った2人と逆らった2人
    1. 本命は割れても、4人全員が印を回した馬が各レース2頭いる
    2. 4人全員が消した馬
  5. 📊 先週の結果と、いま誰が夏に勝っているのか
  6. 💰 4予想家の狙い目レース(8月9日の勝負レース)
    1. 水上学|札幌8R(3歳以上1勝クラス・ダート1700m・13:50発走)
    2. 小林弘明|新潟6R 佐渡ステークス(芝1800m)
    3. キムラヨウヘイ|札幌11R UHB賞(オープン・ハンデ・芝1200m・15:25発走)
    4. 井内利彰|札幌11R UHB賞(キムラと同じレース)
  7. 📝 まとめ|買い方のタイプ別に選ぶ

🎯 【結論】レパードS・CBC賞2026 4予想家の本命早見表

結論として、レパードステークスもCBC賞も、4人の本命が1頭も重なりませんでした。

予想家 手法 レパードS(新潟7R・15:35発走) CBC賞(中京7R・15:45発走)
水上学 血統・コース傾向 ◎12 メルカントゥール(2番人気・4.3倍) ◎7 ディアナザール(1番人気・3.5倍)
キムラヨウヘイ プロファイリング ◎11 パイロマンサー(3番人気・5.1倍) ◎6 レッドエヴァンス(3番人気・7.3倍)
小林弘明 能力指数 ◎6 ドンエレクトス(4番人気・5.5倍) ◎13 サンアントワーヌ(9番人気・19.2倍)
井内利彰 調教分析 ◎2 ファイアマン(8番人気・19.3倍) ◎11 タマモブラックタイ(16番人気・61.4倍)
松本ヒロシ(MC・参考) ◎11 パイロマンサー ◎6 レッドエヴァンス

※オッズはいずれも8月8日(土)19:00時点

8つの本命がすべて別の馬という結果です。読み取れるポイントは3つあります。

  • レパードSは1番人気ショウナンバンライを本命にした予想家がゼロでした。2〜4番人気の3頭(4.3〜5.5倍)に3人が分かれ、井内だけが一気に8番人気まで下げています
  • CBC賞は3.5倍から61.4倍まで散りました。井内の16番人気は、この日の8つの本命で最も人気薄です
  • MCの松本ヒロシは両レースともキムラと同じ馬を本命にしています


🏇 レパードステークス2026|4予想家の印と買い目

このレースは荒れやすい傾向があります。 過去5年のうち3年で2ケタ人気の馬が3着以内に入り、なかでも11番人気は2年連続で馬券圏内に来ています(2024年サトノフェニックス2着、2025年ヒルノハンブルク3着)。番組でも「1番人気が来ても2ケタ人気を連れてくる」と紹介されました。

第18回レパードステークス(G3)は、新潟のダート左1800mで行われます。3歳オープンの馬齢戦(年齢だけで斤量が決まる条件)で、12頭すべてが牡馬・斤量57.0kgです。斤量差による有利不利がありません。

印一覧|レパードステークス(全12頭×4予想家)

📖 印の見方: ◎本命/○対抗/▲3番手/△連下・抑え。空欄はその予想家が印を打っていない馬(無印)です。

馬番 馬名 人気 水上 キムラ 小林 井内
1 オオツカ 9
2 ファイアマン 8
3 ヒシアムルーズ 10
4 チェリヴェント 7
5 マクリール 5
6 ドンエレクトス 4
7 パラダイスフェイス 12
8 テンカムテキ 11
9 ショウナンバンライ 1
10 タガノアバンドーネ 6
11 パイロマンサー 3
12 メルカントゥール 2

注目は12番メルカントゥールと11番パイロマンサーで、この2頭は4人全員が印を打っています

一方、1番オオツカと7番パラダイスフェイスは4人とも無印でした。この2頭は番組内で一度も名前が挙がらず、買い目の相手にも入っていません。

印の数には差があります。キムラが印を打ったのは11・12・9の3頭だけです。逆に小林は8頭に印を回しています。

4予想家の本命理由|レパードステークス

水上学|◎12 メルカントゥール(2番人気・4.3倍)

水上の根拠は「レースの傾向ではなくコースの傾向」でした。

  • ルヴァンスレーヴの産駒は新潟ダート1800mで複勝率が高く、今回の出走産駒のなかで連対率・複勝率ともトップ
  • 夏の新潟ダート1800mに限ると0-6-3-14で複勝率4割。4つ並んだ数字は左から1着・2着・3着・着外の回数で、23走して勝ち星はないものの2着6回・3着3回と着外が削れています
  • 脚質は好位差し。小林弘明が当日の風を「北の風4.8メートルで直線は追い風。やっぱり差し」と読んでおり、その見立てと噛み合う

「これはコースですよ。このレースじゃなくてコースです」

前提として水上は「3歳限定のJRAのダート重賞は2つしかない。ユニコーンSに出ていい勝負をする組が結局ここへ出てくる」と語り、ユニコーンS2着のメルカントゥールを「ユニコーン負け組だが大敗はしていない」層の筆頭に置いています。

キムラヨウヘイ|◎11 パイロマンサー(3番人気・5.1倍)

キムラの根拠は「3歳のダート重賞は能力が全て」という一点です。

  • 適性や展開ではなく、単純に強い馬を買えば当たる。レパードSで穴を開けるのは、のちに古馬の重賞で好走するような「強い馬」ばかり
  • 日本のダートで強い馬は3歳春にドバイ・UAEへ遠征するのが今の主流で、その組が国内に戻ると強い
  • 古馬相手の2勝クラスの実績は評価しない。この時期の3歳が2勝クラスで勝ち負けするのは当たり前

「パイロマンサーは気性的に相手なりにしか走らない面がある。これは指数とかに現れない強さを秘めた馬」

ただしこの馬には明確な反対意見が2つ出ています。小林は「左回りが向いていない」と真っ向から否定し、「もちの木賞で負かしたワンダーディーンにUAEダービーであれだけ負けるのは」と指摘しました。水上も「UAEダービーのレベル自体が毎年いまいち良くない」と評価を下げ、3番手評価にとどめています。

小林弘明|◎6 ドンエレクトス(4番人気・5.5倍)

小林の根拠は、能力指数トップという評価と、春に走ったレースのレベルです。

  • 出走馬のなかで能力指数がトップ
  • 今年の伏竜ステークス2着が「とんでもないハイレベル」。乾いたダートであの時計で走れるのは強い(前走は5月9日の青竜ステークス・東京ダート1600mを1番人気で勝利)
  • 中2週できっちりパフォーマンスを上げた。6週で12本と、普通の倍を乗り込んでいる

「このパサパサダートで、この時計で走れるっていうのは。自信の本命です」

小林は自分から弱点も明かしています。「唯一気になるのは間隔。休み明けのここが、不利がなくても来ていないような内容だった」——過去に休み明けで走れていないことだけが不安材料だという、レース間隔についての自己申告です。

反論も出ました。キムラは「凡走した2戦がともに砂をかぶる競馬だった。僕は砂かぶりのほうがでかいと思った」と原因の見立てを変え、水上は「ダノンレジェンド産駒は新潟ダート1800mが1-0-2-25。夏に限ると1-0-0-14」と血統面から軽視しています。

井内利彰|◎2 ファイアマン(8番人気・19.3倍)

井内の根拠は「左回りしか走らない」という一点への集中でした。

  • 左回りは2戦2勝。右回りと左回りでスタートの上手さがまったく違う
  • この馬は走り出しの一歩目が必ず右足から出ます。ところが右回りは左足を前に出す走り方(左手前)でスタートする必要があり、その左手前を出そうとしたときに右のトモ(後ろ脚)が弱くてフラフラし、横に寄れてしまうのです
  • 前走は持ったまま、同じ手前でもう1段ギアが上がった。「普通は手前を変えてもう一度加速するが、この馬は右手前で2回加速できる」
  • 追い切りのラップも左右で違う。左回りだと5〜6ハロン目(1ハロン=200メートル)で11秒台に入るが、右回りでは11秒台が出ない

「僕はもうこの左回りの可能性に、とにかくかけたい」

この解説にはキムラが「いうちさんのお話が多分正解なので。そこにミスりました」と脱帽しています(「いうちさん」は番組内での井内利彰の呼ばれ方です)。一方の水上は「左回りはいうちさんの言うとおりだと思います。ですが未勝利の1分55秒7は遅すぎる。これを4秒以上詰めないとレパードSの勝ち時計にはならない」と、時計と距離に疑問を残しました。

買い目|レパードステークス

📖 表の読み方: ハイフンでつないだ数字は組み合わせを表します。「2-6,8,10,11,12」は2番を軸に5通り、という意味です。「ボックス 9・11・12」は3頭の総当たり(3通り)、「軸1頭流し」は1頭を必ず入れて残りを組み合わせる買い方です。矢印(→)は着順を指定する3連単で、「6→3,4,9,11,12」のように1着を固定して2着3着を流す形をフォーメーションと呼びます。「枠連」は馬番ではなく枠番号どうしの組み合わせです。

4人の投資額は7,000円から33,000円まで、4.7倍の開きがあります。 点数を絞る水上と、金額を張るキムラの差がそのまま出ました。

水上学(合計7,000円・全3点)

券種 買い目 金額
馬連 9-12 1,000円
ワイド 9-12 5,000円
ワイド 5-12 1,000円

わずか3点で、しかもワイド9-12に5,000円と全体の71%を集中させています。サマーシリーズの回収率で3位につけている水上が「100%をキープすればいい」と語ったとおり、点数を絞って手堅く入る組み立てです。

キムラヨウヘイ(合計33,000円・全7点)

券種 買い目 金額
単勝 11 2,000円
枠連 8-8(11番・12番のゾロ目) 2,000円
馬連 ボックス 9・11・12(3点) 各6,000円
ワイド 11-12 9,000円
3連複 9-11-12 2,000円

この日の8つの買い目のなかで最高額です。MCの見栄晴に「結構入れてきましたね」と言われたキムラの返答は「負けてますんで」でした。後述するサマーシリーズの回収率で最下位という背景があります。

小林弘明(合計16,000円・全28点)

券種 買い目 金額
枠連 5-5(5番・6番のゾロ目) 500円
馬連 6-9 3,000円
馬連 6-12 2,500円
馬連 6-11 2,000円
馬連 6-4,5 各500円
馬連 3-6 300円
馬連 6-8 100円
3連単 6→3,4,9,11,12(フォーメーション20点) 各100円+増額 計6,600円

※3連単は20点すべてに100円を置いたうえで、上位人気の組み合わせに最大900円まで買い足しています。

同じ馬連でも100円から3,000円まで30倍の差をつけています。印の△と金額の重みは一致しません。なお、井内の本命である2番ファイアマンについて小林は「削ったんですよ、2番。点数増えちゃった」と語り、意図的に相手から外したことを認めています。

井内利彰(合計10,500円・全17点)

券種 買い目 金額
単勝 2 2,000円
複勝 2 5,000円
馬連 2-6,8,10,11,12(5点) 各300円
3連複 2-6,8,10,11,12(軸1頭流し10点) 各200円

複勝5,000円が投資の48%を占めます。8番人気を本命にしながら複勝をいちばん厚く張るのが井内の型です。


🌏 CBC賞2026|4予想家の印と買い目

番組の見立ては「時計の速い決着」でした。 MCの松本ヒロシは「中京はずっと猛暑続きで、雨も全くと言っていいくらい降っていないので時計は速い」と説明しています。

根拠として挙げたのが「先週の土日の芝は、距離に関係なく馬券に絡んだ馬の上がり(ゴール前600mにかかったタイム。短いほど終盤の脚が速い)の平均が33.9秒」という数字です。結論は明快でした。「上がりの遅い馬は来ない」と言い切っています。

第62回CBC賞(G3)は中京の芝1200mで行われます。18頭立てのハンデ戦で、JRA公式のサマーシリーズ2026ではサマースプリントシリーズ第4戦にあたります。なお、この記事で扱う番組の「サマーシリーズ」は予想家の回収率を競う番組独自の企画で、JRAのサマーシリーズとは別物です。

印一覧|CBC賞(印のついた14頭)

18頭立てのため、4人とも無印だった1番イツモニコニコ・4番プロトポロス・8番フィオライア・10番ナムラローズマリーを除いた14頭を掲載します。

馬番・馬名(人気・斤量) 水上 キムラ 小林 井内
2 フロムダスク(15人気・55.0kg)
3 レイピア(2人気・57.5kg)
5 ジェニファー(6人気・52.0kg)
6 レッドエヴァンス(3人気・55.0kg)
7 ディアナザール(1人気・56.0kg)
9 クラスペディア(11人気・57.5kg)
11 タマモブラックタイ(16人気・57.0kg)
12 インビンシブルパパ(5人気・58.0kg)
13 サンアントワーヌ(9人気・52.0kg)
14 コウセキ(8人気・55.0kg)
15 アンクルクロス(4人気・56.0kg)
16 アブキールベイ(14人気・55.5kg)
17 タマモイカロス(7人気・54.0kg)
18 ペプチドヤマト(18人気・56.0kg)

ここでも6番レッドエヴァンスと7番ディアナザールに4人全員の印が集まりました

キムラはこのレースでも6・2・7の3頭だけに印を絞っています。井内の本命11番タマモブラックタイは、残る3人が全員無印です。小林だけが馬連13-11(100円)で相手に入れていますが、印は打っていません。レパードSの◎2番ファイアマンと同じで、井内は2レースとも「自分ひとりだけが印を打った馬」を本命にしています

4予想家の本命理由|CBC賞

水上学|◎7 ディアナザール(1番人気・3.5倍)

この日の8つの本命のうち、唯一の1番人気です。

  • テンのスピード(序盤の速さ)が速く、高速決着への対応が立証済み。前走の鞍馬Sで1分6秒台を経験している
  • 夏の中京1200mのロードカナロア産駒は2-6-6-31で複勝率が約30%
  • 母ドナウブルー・近親にジェンティルドンナという良血。全姉ドナウデルタは1400mのスペシャリストで、中京1200mは1400mをこなせる能力があったほうが向く
  • ちょうど1年前の猛暑の中京で勝っており、暑さへの耐性がある。前走より1キロ減

「諸々考えると、ほとんど死角がないかな」

なお水上は「中京で野芝でやるのは今だけなので、他の時期の中京の成績は当てはめないほうがいい」と、季節を限定した条件設定を最初に置いています。データの切り取り方そのものに手法が出ている部分です。

キムラヨウヘイ|◎6 レッドエヴァンス(3番人気・7.3倍)

キムラの見立ては「中京芝1200mは、1200mより長い距離の適性が要る舞台」というものです。

  • 距離短縮の馬や1400mの重賞で実績がある馬がよく走る
  • 今年の高松宮記念で大穴をあけた馬もロードカナロア×母父ディープインパクトの配合。レッドエヴァンスもディアナザールも同じ配合
  • 他場の1200mでディープインパクトが成績上位に来ることは普通ない。中京芝1200mはそれだけ中距離志向が問われる
  • 前走は1400m勝ち。初の重賞挑戦だが、この牝系と適性舞台なら即通用する

見栄晴が「それ見ちゃうとこのワンツーなのかなって気になっちゃうね」と振ると、キムラは「まあワンツーなんですよ」と返しました。続けて見栄晴が水上にも「表を見てたら本当にこれロードカナロアのワンツーかなという気になっちゃう」と向けると、水上は「いいと思いますよ」と応じています。手法がまったく違う2人が、別の馬を選びながら同じ配合に着地しているのが今回のCBC賞で最も面白い部分です。

小林弘明|◎13 サンアントワーヌ(9番人気・19.2倍)

小林の根拠は「3キロ減で指数が5ポイント上がる」というハンデの読みです。

  • 過去3年、勝ち馬の能力指数は79で連続している。今回79をクリアしているのはインビンシブルパパだけ
  • 本命馬は指数74で「この中にいない」が、3キロ減でデフォルト5ポイント上がるところに距離短縮と左回りが加わる
  • 1600mは絶対に長い。1400mがベストの可能性がある
  • インビンシブルパパが何が何でも逃げるので前傾ラップ(後半より前半が速い流れ)は確定という前提

「これはやっぱり素質から言っても、恵まれたと思います、さすがに」

注目したいのは、小林がキムラの指摘を受けてその場で調べ、自分の本命に不利なデータを公表したことです。「中京の1200m戦で52キロ以下で勝った馬が1頭もいない」——本命サンアントワーヌはまさに52.0kgでした。「だからサンアントワーヌはダメだけど」と自ら認めたうえでの本命です。

キムラも「距離的・気性的には本当にどんぴしゃで買ってもいいんですけど、能力とハンデを考えたらちょっと足りないかな」と無印にしています。水上は距離適性そのものは肯定しつつ「3歳馬自体がこのレースほとんど来ていない」という別の理由で見送りました。

井内利彰|◎11 タマモブラックタイ(16番人気・61.4倍)

井内の根拠は坂路(はんろ)の時計、それも「馬場が重い日の1番時計」という条件つきの評価です。 坂路とはトレーニングセンターにある上り坂の調教コースで、以下の「50.3」などの数字は坂路800mを駆け上がるのにかかった秒数です。

  • CBC賞の3着以内馬は坂路で速い時計を出している(ジャスパークローネ50.1/ドロップオブライト50.5/インビンシブルパパ52.3など)
  • 7月29日の栗東坂路50.3は、前日の土砂降りで時計がかかる馬場での1番時計。2番時計のビッグシーザーに1.5秒差をつけた。そのビッグシーザーがアイビスサマーダッシュで4着に来たことで、この時計の価値が裏づけられた
  • 角田厩舎はスプリンター能力の高い馬を扱う厩舎。5走前からメンコを外して安定した
  • 北九州記念を使う予定がアクシデントでずれてここになった

「この50.3は相当価値がある」

小林の能力指数でこの馬が76と出ていたことも後押しになりました。見栄晴が「インビンシブルパパが走らなかったら、これ普通に来ますよ」と反応した場面です。

ただし水上は明確に否定的でした。「時計が足らないと思うんですよね、今の中京で。ハンデ戦でこのメンバーに入っての57キロはちょっとかわいそうかな」として無印にしました。「この馬が来るとしたら、もう井内さんの調教のチョイスというところしかない」という評価です。

買い目|CBC賞

4人の投資額は7,000円から22,000円で、レパードSより全体に控えめです。 ただし点数は井内の38点が最多で、絞り方の個性はレパードS以上にはっきり分かれました。

水上学(合計8,000円・全7点)

券種 買い目 金額
馬連 7-3 2,000円
馬連 7-14,15 各1,000円
ワイド 7-6,12,13,14 各1,000円

1番人気を本命にしながら単勝を買っていません。馬連の本線は2番人気レイピアとの組み合わせで、堅い決着を前提にした構成です。

キムラヨウヘイ(合計22,000円・全9点)

券種 買い目 金額
単勝 6 4,400円
複勝 6 11,400円
複勝 2 4,400円
馬連 ボックス 2・6・7(3点) 各200円
ワイド ボックス 2・6・7(3点) 各400円

複勝に15,800円、つまり全体の72%を投じています。この日の8つの買い目でもっとも複勝寄りの構成で、当てにいく姿勢がはっきり出ています。

小林弘明(合計7,000円・全13点)

券種 買い目 金額
単勝 13 2,500円
馬連 7-13 1,000円
馬連 13-3,6,15 各600円
馬連 13-5,14 各300円
馬連 13-9,12 各200円
馬連 13-8,11,16 各100円
馬連 13-17 400円

相手を12頭に広げながら、総額はこの日の重賞8本の買い目で最も少ない7,000円に収めています(水上のレパードSと同額です)。同じ相手でも1,000円から100円まで10倍の差をつける、細かい傾斜配分になっています。

井内利彰(合計11,400円・全38点)

券種 買い目 金額
単勝 11 2,000円
複勝 11 5,000円
馬連 11-2,3,5,6,7,12,17,18(8点) 各200円
3連複 11-2,3,5,6,7,12,17,18(軸1頭流し28点) 各100円

券種の並びと単複の金額はレパードSとまったく同じです(単勝2,000円/複勝5,000円)。違うのは相手の広げ方で、レパードSの5頭に対してここは8頭。点数が17点から38点に増えたぶん、馬連は各300円→各200円、3連複は各200円→各100円と単価を下げてバランスを取っています。16番人気を軸にしているぶん、この買い目の最大回収額は300万円を超えます。


🔍 なぜ2レースとも割れたのか|番組データに乗った2人と逆らった2人

2レースの本命を並べると、きれいな2対2の構図が浮かびます。番組が出したデータに乗ったのが水上とキムラ、逆らったのが小林と井内です。

番組では毎回「うまくいくデータ」として、過去に3着以内(または2着以内)が皆無だった条件を提示し、それに当てはまらない馬を「連対資格がある馬」として絞り込みます。連対とは2着以内に入ることで、要は「勝ち負けする資格が残っている馬」という意味です。今回の結果がこちらです。

レース 連対資格が残った馬 資格馬を本命にした人 データに抵触する馬を本命にした人
レパードS 10・11・12(12頭中3頭) キムラ(◎11)/水上(◎12) 小林(◎6)/井内(◎2)=ともに「前走東京 0-0-0-15」
CBC賞 3・6・7・9・12(18頭中5頭) 水上(◎7)/キムラ(◎6) 小林(◎13)=「前走2ケタ人気 0-0-0-12」/井内(◎11)=「6歳以上 0-0-0-6」

2レースとも、まったく同じ2人ずつに分かれました。 血統・コース傾向で読む水上と、レース質から入るキムラはデータと同じ結論に着地し、能力指数の小林と調教分析の井内は、結果としてデータが外した馬を本命に選んでいます。

小林はレパードSでこの点を突かれ、こう反論しました。

「東京はコーナー2つ、新潟は似て非なるもの。コーナーの角度が全く違う」

この構図は、どの予想家に乗るかを決めるときの目安になります。 データに沿った堅い決着を見込むなら水上とキムラ、データが外した馬から高配当を狙うなら小林と井内、という選び方です。

本命は割れても、4人全員が印を回した馬が各レース2頭いる

  • レパードS: 11番パイロマンサー(3番人気)、12番メルカントゥール(2番人気)
  • CBC賞: 6番レッドエヴァンス(3番人気)、7番ディアナザール(1番人気)

本命が完全に割れた回でも、相手としては全員が認めている馬がいます。 2レースともその馬が2頭ずついるのが今回の特徴で、馬連・ワイド・3連複のような連系の券種で軸を決めるなら、レパードSは11番と12番、CBC賞は6番と7番が候補になります。

4人全員が消した馬

  • レパードS: 1番オオツカ、7番パラダイスフェイス
  • CBC賞: 1番イツモニコニコ、4番プロトポロス、8番フィオライア、10番ナムラローズマリー

消去法の材料としては、この情報がいちばん使いやすいはずです。 レパードSの2頭は番組内で一度も名前が挙がらず、買い目の相手にも入っていません。番組を見ていないと分からない「切られた馬」のリストです。


📊 先週の結果と、いま誰が夏に勝っているのか

いま夏に勝っているのは井内利彰です。 番組のサマーシリーズで回収率231%と、2位の高柳誠二(151%)を大きく引き離しています。ただし先週は投資31,400円に対して回収8,300円と負けました。

先週(8月2日)の投資・回収は次のとおりです。金額は重賞2鞍(アイビスサマーダッシュ・クイーンS)に狙い目を加えた週の合計で、プラスだったのは高柳誠二だけでした(4人の印と買い目はアイビスサマーダッシュ・クイーンS2026の予想まとめに掲載しています)。

【アイビスサマーダッシュ・クイーンS2026】競馬予想TV!4人の本命と買い目
2026年8月1日放送の競馬予想TV!から、アイビスサマーダッシュとクイーンSの4予想家の本命・印・買い目を金額まで掲載。アイビスSDは2人が1番人気に集中、クイーンSは本命が4人4頭に分裂しました。
予想家 投資 回収 収支
高柳誠二 22,000円 32,000円 +10,000円
キムラヨウヘイ 32,500円 28,870円 −3,630円
井内利彰 31,400円 8,300円 −23,100円
夏目耕四郎 32,000円 0円 −32,000円

なお、この全6戦は番組独自の予想家対抗企画で、CBC賞がJRAのサマースプリントシリーズ第4戦であることとは別の話です。予想家それぞれが割り当てられた6戦の回収率を競っています。

順位 予想家 回収率 残り
1 井内利彰 231% 2戦
2 高柳誠二 151% 1戦
3 水上学 118% 1戦
4 夏目耕四郎 62% 1戦
5 キムラヨウヘイ 54% 2戦

この順位が、そのままこの日の買い方に出ています。 ここが番組を通しで見ていないと拾えない部分です。

  • 最下位のキムラは、この日の投資総額が90,000円に達しました(レパードS33,000円+CBC賞22,000円+狙い目35,000円)。「負けてますんで」と本人が理由を明かしています
  • 3位の水上は「僕は100キープすればいいです。もうそんな井内君に勝とうなんて、大それたことは」「100守るような買い方をします」と明言しました。実際レパードSは3点7,000円と最も絞っています
  • 首位の井内は2レースとも人気薄を本命にしました。見栄晴に「ここで決めようと」と振られ、「決めるんだったら多分、人気ある馬に行ったほうが本当はいいのかなって毎回思うんですけど、なんか自分らしくないなと思って」と答えています

なお井内の本命2番ファイアマンは、他の3人が全員無印です。見栄晴はこの点を「サマーシリーズトップのいうちくんを捉えるには良いレースだけど、離される可能性もある」とまとめました。


💰 4予想家の狙い目レース(8月9日の勝負レース)

本レース以外に、各予想家が1鞍ずつ「狙い目」を出しています。キムラと井内は同じレースで別の馬を本命にしました

水上学|札幌8R(3歳以上1勝クラス・ダート1700m・13:50発走)

  • 本命: 12番 ローズマイスター
  • 今年の札幌ダート1700mはストームキャット系が好調で「4勝、2着4回」。父ドレフォンもこの系統
  • ブリンカー(視野を制限する馬具)を着けた馬が外枠を引けた。前々の位置を取れて脚質に自在性がある
  • 前走の函館好走組は軒並み切る方針。「ポンピエとか、めちゃくちゃ危ない人気馬になりそうな気がする」
  • 買い目: 合計7,000円・全6点(馬連ボックス5・7・12 各500円/ワイド5-12 3,000円/ワイド10-12 1,500円/ワイド11-12 1,000円)

小林弘明|新潟6R 佐渡ステークス(芝1800m)

  • 本命: 1番 ライヒスアドラー
  • 皐月賞は57キロで指数75、ダービーも74。ここから斤量が減る
  • 「3、4本でこの出来で勝たなきゃしょうがないみたいな仕上がり」
  • 本人も「実力ほど鉄板ではないと思うんですけど、それでも勝ってくれるだろう」と留保をつけています
  • 買い目: 3連単 1着1番固定→2・3・4・6(12点)各500円=6,000円

キムラヨウヘイ|札幌11R UHB賞(オープン・ハンデ・芝1200m・15:25発走)

  • 本命: 13番 ルシード
  • 「これはデータ予想ではないんですけど、映像を見ていただきたい」という前置きつき
  • 北村友一騎手以外が乗ると毎回、折り合いを欠いている。以前に戸崎騎手で1番人気を裏切った直後、北村友一に乗り替わったレースで一変して2着に走った
  • 前走の函館スプリントSも横山和生騎手で12着。今回も凡走後の北村友一への乗り替わりで一変があるのではないか
  • 買い目: 単勝13,000円+複勝22,000円=35,000円(全2点)この日の全買い目で最高額です

井内利彰|札幌11R UHB賞(キムラと同じレース)

  • 本命: 12番 サウザンサニー
  • 前走の青函ステークスは休み明けで、追い切り時計を全然出していなかった
  • 今回は札幌の芝で追い切って速い時計を出した
  • 「12番枠なんで、内じゃなくて外から差してくるかもしれない。追い切りも外から差すような形をやっている」
  • 買い目: 合計10,500円・全17点(単勝2,000円/複勝5,000円/馬連12-3,4,7,8,10 各300円/3連複 軸1頭流し10点 各200円)。レパードSと1円単位まで同じ構成です

📝 まとめ|買い方のタイプ別に選ぶ

2026年8月8日放送の競馬予想TV!から、レパードSとCBC賞の予想を整理しました。要点は5つです。

  • 🎯 レパードS・CBC賞とも本命が4人4頭に完全分裂しました。8つの本命がすべて別の馬です
  • 🏇 1番人気を本命にしたのは、CBC賞の水上学ただ1人でした。レパードSでは1番人気を推す予想家がいません
  • 🔍 番組の消去法データに乗ったのが水上・キムラ、逆らったのが小林・井内です。2レースとも同じ2対2の分かれ方になりました
  • 💰 本命は割れても、4人全員が印を回した馬が各レース2頭ずついます(レパードS=11・12/CBC賞=6・7)
  • 📊 サマーシリーズ回収率は井内が231%で首位です。最下位のキムラはこの日90,000円を投じています

堅く入るならレパードSは12番メルカントゥール、CBC賞は7番ディアナザール。中穴なら11番パイロマンサー・6番レッドエヴァンス、大穴に賭けるなら2番ファイアマン・11番タマモブラックタイという並びになります。どの予想家の手法が自分の考え方に近いかで選ぶと、買い目の組み立てがぶれにくくなります。

発走時刻とレース番号にご注意ください。 8月9日は暑熱対策で3場開催の発走順が入れ替わり、15時前から札幌→新潟→中京の逆順になります。レパードSは新潟7R・15:35発走、CBC賞は中京7R・15:45発走です。番組でも「レース番号と発走時刻をくれぐれも間違わないように」と繰り返し注意喚起がありました。

なお、本文中のオッズは番組放送時点(8月8日19:00)のものです。発走までに人気は動きますので、購入前に最新のオッズをご確認ください。小林が「明日は北の風4.8メートルで直線は追い風。やっぱり差し」と読んだように、当日の風と馬場は本命の評価に直結します。

今回と同じく本命が全員バラバラになった回として、北九州記念2026の予想まとめも公開しています。分裂したレースで実際にどう決着したかの参考になります。

【北九州記念2026】競馬予想TV!本命は全員バラバラ|買い目・狙い目・回収率まで
競馬予想TV!の北九州記念予想をまとめ。亀谷・井内・小林・高柳の本命・買い目に加え、大沼ステークスや狙い目レース、予想家の回収率ランキングまで一覧で紹介します。

なお来週の競馬予想TV!は24時からの放送となり、サマーシリーズ第5戦を迎えます。全6戦の回収率争いは残り2戦です。来週も同じ形でまとめる予定です。

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