【NHKマイルカップ 予想 2026】1番人気vs穴馬論争!専門家5名の本命・評価まとめ
「1番人気のダイヤモンドノットを信じるべきか、それとも穴馬に賭けるべきか」——NHKマイルカップ2026の予想で、こう迷っている方は多いのではないでしょうか。
2026年5月10日(日)の競馬予想TV!では、この1番人気を巡って5名の専門家の意見が真っ二つに割れる事態となりました。本命は4頭に分裂。1番人気支持派が2名、別々の穴馬を本命にした穴狙い派が3名という構図です。
本記事では、競馬予想TV!出演5名(亀谷敬正・水上学・井内利彰・高柳誠二・夏目耕四郎)の本命と評価コメントを、買い目情報を抜きにしてコメント中心で徹底比較します。
- 1番人気ダイヤモンドノットを推す指数派・ラップ派の根拠
- 穴馬3頭(ロデオドライブ・バルセシート・アスクイキゴミ)に賭けた血統派・調教派の論理
- 評価が割れた注目4頭の印対比表
- スタジオで白熱した3つの討論ポイント
この記事を読めば、5つの異なる分析手法から見えるNHKマイルカップ2026の構図が把握でき、自分なりの予想を組み立てるヒントが得られます。番組を見逃した方も、専門家の論争を一気にキャッチアップできる内容です。

NHKマイルカップ2026の基本情報|混戦模様の3歳マイル王決定戦
NHKマイルカップ2026は、18頭立ての大混戦となりました。単勝1倍台の馬は不在、15番人気でも50倍を切るというオッズが、レースの難解さを物語っています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年5月10日(日) |
| 競馬場 | 東京11R |
| 発走時刻 | 15:40 |
| 距離・コース | 芝1600m |
| 格付け | G1 |
| 出走条件 | 3歳マイル王決定戦 |
| 頭数 | 18頭 |
人気上位は1番人気7番ダイヤモンドノット(4.2倍)、2番人気10番エコロアルバ(5.1倍)、3番人気17番ロデオドライブ(5.9倍)と続きます。注目は5番人気の16番アスクイキゴミ(11.0倍)と6番人気の11番アドマイヤクワッズ(12.2倍)まで人気が割れている点です。
過去5年の傾向を見ると、1番人気は5年連続で勝てていません。「勝ち馬は11番より外」という外枠有利のデータも残っており、過去5年で3連単100万円超えが2回。穴馬に妙味がありそうな1戦です。
5名の専門家の本命を一覧で比較|本命は4頭に分裂
まずは5名の専門家がどの馬に本命を打ったか、一覧で確認しましょう。5名のうち2名がダイヤモンドノットを支持し、3名はそれぞれ別の穴馬に賭けたという構図です。
| 予想家 | 本命 | 人気 | 主な分析手法 |
|---|---|---|---|
| 亀谷敬正 | 17番 ロデオドライブ | 3番人気 | 血統ビーム |
| 水上学 | 14番 バルセシート | 8番人気 | 血統分析 |
| 井内利彰 | 16番 アスクイキゴミ | 5番人気 | 調教マトリックス |
| 高柳誠二 | 7番 ダイヤモンドノット | 1番人気 | 能力指数+ファミリーナンバー |
| 夏目耕四郎 | 7番 ダイヤモンドノット | 1番人気 | ラップフォーカス |
注目すべきは、1番人気支持派の2名(高柳・夏目)はまったく異なる分析手法で同じ結論に至った点。一方で穴馬派の3名(亀谷・水上・井内)はそれぞれ違う馬を本命に据えており、まさに「三者三様」の予想となりました。
1番人気ダイヤモンドノットを本命に推す2人の見方|高柳と夏目が同じ結論に至った理由
競馬予想TV!で唯一の1番人気支持となった高柳誠二と夏目耕四郎。それぞれまったく異なる分析手法を持ちながら、2人は同じ馬——7番ダイヤモンドノット(川田将雅)——に本命を打ちました。指数とファミリーナンバーを軸にする高柳、ラップバランスとギャップレートで読む夏目。アプローチは異なっても「この馬が1番人気になるのは納得できる」という判断は一致しています。
高柳誠二の本命理由|指数とファミリーナンバーから読み解く
高柳の結論は「強調しきれないが、消せない馬」です。
自身の手法である能力指数では、ダイヤモンドノットは出走18頭中6位前後という評価にとどまります。高柳自身も「自信はない」と番組内で正直に発言しました。それでも本命に踏み切った理由は、指数の伸び代と血統分類にあります。
- 朝日杯FS(G1)2着時の指数:43
- 前走ファルコンS(G3)の指数:47
- 2走の間に4ポイントの進境。上昇トレンドが数字に出ている
もう一つの決め手がファミリーナンバー(牝系の血統分類)です。高柳は血統を「地力系」「極軽系」「バランス系」などに分類し、過去の傾向から適性を判断します。
- ダイヤモンドノットは1号族(地力系)に該当
- 対して、人気馬として名が挙がるアドマイヤクワッズは2号族(極軽系)
- 高柳のデータでは「極軽系2号族は近年のNHKマイルカップで苦戦傾向」と断言
さらに前走ファルコンSは1400m戦。今回は1600mへの1ハロン延長ですが、「その程度の距離延長なら問題ない」と判断しました。「自信なし」と口にしながら本命に指名した背景には、他の上位馬を消せる根拠があるからこそ——高柳の正直さがにじむ予想理由です。

夏目耕四郎の本命理由|ラップフォーカスが導いた1強候補
夏目の結論は「データが絞り込んだ、2択の上位」です。
夏目が使うラップフォーカスは、前半・中半・上がりの3区間ラップバランスを数値化し、そのズレをギャップレートとして表現する手法。まず東京マイルのラップ傾向そのものから分析を始めました。
- 2010〜2019年:ラスト1ハロンの平均が12.0秒前後
- 2020〜2025年:同ラップが11.8秒前後まで短縮
- 傾向の変化=「前にいる馬がスピードで押し切る形」へのシフト
この変化を踏まえて夏目が注目したのが「前走1400m・上がり順位6位以内で馬券に絡んだ馬」という条件です。2020年以降のNHKマイルカップでは、このパターンに合致した馬が毎年1頭は連対しているといいます(ラウダシオン5位、グレナディアガーズ6位など)。
今年この条件に当てはまる馬は2頭だけ——ダイヤモンドノットとオルネーロ。2択をギャップレートで比較した結果、ダイヤモンドノットが上位となり本命に。加えて2走前の中山1600m戦で「11.2→11.2秒の加速ラップ」を刻んでいた点も、東京マイルで問われるスピード持続力との親和性が高いと評価しています。
討論では亀谷から「去年のパンジャタワーやマジックサンズも上がり最速だったのでは?」と突っ込みが入りました。夏目は「マジックサンズは2000mからの転戦組で別枠。パンジャタワーとチェルヴィアットは上がり3〜4位なので近年傾向に合致している」と反論し、自分の統計の一貫性を示しました。
2人の見解が一致した深層|距離延長と1400m経験の評価
高柳と夏目の分析手法はまったく異なります。しかし「ダイヤモンドノットを本命にする」という結論が重なった背景には、共通する評価軸があります。
それは「前走1400mで結果を出した馬が1600mで通用する」という視点です。高柳は指数の上昇カーブで、夏目はラップフォーカスの統計で、同じ方向性の答えを導いています。
また2人が口をそろえたのが朝日杯FS(中山マイル)2着の価値です。あの一戦は「今世代のマイル重賞で最もレベルが高かった」と複数の予想家が認める一戦。1着のカヴァレリッツォとの差はわずかでした。
さらに実績として言及されたのが川田将雅騎手の連対率です。井内も「追い切りのワンタウンで操作性が高く、川田騎手の連対率も評価できる」と補強コメントを入れており、スタジオの共通認識として川田×この馬への信頼感がありました。
1番人気でありながら単勝4.2倍という「大混戦の中の相対的1番人気」という状況。それでも高柳と夏目が「強引に推したわけではない」と言い切れる根拠は、それぞれの手法が独立して同じ結論を指し示した点にあります。
穴馬派3者三様の本命|亀谷・水上・井内が見つけた「人気馬を超える条件」
1番人気ダイヤモンドノット支持派の高柳・夏目とは対照的に、亀谷・水上・井内の3名はそれぞれ異なる穴馬を本命に指名。血統・データ・調教という三者三様のアプローチで導き出した答えが、スタジオに論戦の火花を散らせました。
亀谷敬正の本命:17番ロデオドライブ|血統ビームが告げる高速馬場適性
亀谷が単騎本命に推したのは、3番人気のロデオドライブ(レーン騎手・単勝5.9倍)です。
亀谷の専売特許「血統ビーム」が弾き出したのは、母系に流れる高速馬場への特化適性。父がキングマンボ系、母父にフレンチデピュティ系が入り、さらに母系クラフティワイフが「乾いた高速馬場しか走れない」特化型、トーセンジョーダンは東京でレコードを出した血統です。「明日の府中の馬場はピッタリの条件」と断言しました。
具体的な裏付けも明確です。
- 2走前のニュージーランドトロフィーで計測した1分32秒1はG1級指数(「三場新で写真を仕込みに行ったレベル」)
- 前走の凡走は「2走前の反動+タフすぎる馬場」が要因で、勝ち時計が1秒以上違う段違いの馬場だったと分析
- ニュージーランドT組「勝っちゃいけないところで負けている」という条件に合致
唯一の心配点として挙げたのがレーン騎手×サートゥルナーリア産駒の相性(ダービーでの敗戦例)。ただし「人間には意志があるので、意識して乗るはず」と楽観視しています。
水上は「中山マイルしか走っていない経験不足」「ニュージーランドT組が来るのはメンバーレベルが低い年だけ」と真っ向から否定。井内も「前走の反動が抜けていない」と無印で臨む姿勢を見せ、スタジオは三者が正面衝突する形となりました。

水上学の本命:14番バルセシート|キズナ産駒×姉レシステンシアの血統的根拠
水上が8番人気(単勝19.6倍)のバルセシートを本命に推した根拠は、NHKマイルカップという舞台との血統的な親和性です。
決め手となったのは過去のNHKマイルにおけるキズナ産駒の圧倒的な実績。1分31秒台の高速決着となった年に連対したのはマジックサンズとソングラインというキズナ産駒の2頭だけ。「高速馬場でのNHKマイルはキズナ産駒に味方する」という統計的裏付けがあります。
さらに血統面での後押しが続きます。
- 姉レシステンシアがNHKマイルカップで2着(ファミリーとして実績あり)
- 母父デインヒルダンサー=ダンチヒ系もNHKマイルとの相性が良好
- 初の左回りへの懸念は「姉レシステンシアも克服済み」で問題なし
- 全走で最速上がりを記録しながら3着に届かないパターン → 高速決着で本領発揮の見立て
逆にアドマイヤクワッズとカヴァレリッツォを「消し」にした論拠も明快です。「皐月賞8着以内ならNHKマイルで連対できるが、9着以下はダメ」というデータと、「リアルスティール産駒の春東京マイルは未勝利戦どまり・皐月賞→NHKマイル組3頭は全て着外」という種牡馬別統計を根拠に切っています。
井内は「水上さんの理論は勉強になった」と素直に賛辞を贈りながら対抗評価で追随。説得力のある血統理論が場を納得させた形です。
井内利彰の本命:16番アスクイキゴミ|調教マトリックスが示す勝負手
井内が「単勝勝負」と明言したのが、5番人気のアスクイキゴミ(戸崎圭太騎手・単勝11.0倍)です。
井内の予想の柱は「調教マトリックス」。NHKマイルカップには坂路(半路)追い切りが必須で、トラック調教オンリーの馬は来ないという持論があり、アスクイキゴミはその半路で1番時計となる23.9秒を計測しています。
- 調教チャート評価は4〜5の高水準(好走ゾーン該当)
- 前走チャーチルカップでも自己ベストを更新した状態のまま臨戦
- 長尾調教師が共同会見で強気なコメントを発信
- 東京デビューから逆算したローテーション(NHKマイルを使うために東京から始めた計画性)
- 戸崎圭太騎手の鞍上評価も上乗せ材料
亀谷とはアドマイヤクワッズやカヴァレリッツォの調教解釈で掛け合いになる場面も見られましたが、「アンドゥーリルの1週前ストップ&ゴー追い切りは良い」という点では夏目と意見が一致。井内が本命を変えることはなく、「今回は調教が全てを語っている」という確信のもと、G1で強気の姿勢を貫きました。

評価が割れた注目4頭|各予想家の印を一覧で比較
5名の予想家が最も意見を分けたのが、1番人気のダイヤモンドノット、3番人気のロデオドライブ、5番人気のアスクイキゴミ、6番人気のアドマイヤクワッズの4頭です。同じ馬でも◎と×が混在する激論となりました。
7番 ダイヤモンドノット(1番人気・4.2倍)への評価対比
1番人気を本命に据えるか否かで、予想家の分析手法の違いが鮮明に出た馬です。指数派の高柳と夏目が◎を打った一方、血統派の亀谷は「押さえの中の押さえ」として消しに近い評価を下しました。
| 予想家 | 印 | コメント要約 |
|---|---|---|
| 亀谷敬正 | △ | 1400mベストの馬体で1600mは合わない。川田騎手で短縮を決めた後の距離延長は失敗例が多い |
| 水上学 | ○ | 南米血統で東京マイル向き。前につけて速い上がりを使える武器がある |
| 井内利彰 | △ | 状態は◎。追い切りワンタウン、関東2回目遠征で4ハロン目最速12.2を計測 |
| 高柳誠二 | ◎ | 朝日杯マイル2着指数43、ファルコンS指数47で進境。1ハロン延長は問題なし |
| 夏目耕四郎 | ◎ | 前走1400m上がり順位6位以内・連対馬の傾向に該当。中山1600mで11.2-11.2の加速ラップ |
高柳は「平均指数では強調しきれないが採用」と正直に吐露しながらも本命。夏目はラップバランス(ギャップレート1位)から◎とするなど、数値根拠の強い2人が支持した形です。亀谷はニュージーランドトロフィー組ではない点を評価しつつも距離適性への疑問を最後まで消せませんでした。
17番 ロデオドライブ(3番人気・5.9倍)への評価対比
血統派の亀谷が唯一の◎。一方、調教派の井内は無印という真っ向対立が生まれました。
| 予想家 | 印 | コメント要約 |
|---|---|---|
| 亀谷敬正 | ◎ | 母系クラフティワイフは高速馬場特化型。2走前1分32秒1はG1級指数。明日の高速馬場はぴったりの条件 |
| 水上学 | △ | 中山マイルしか経験がない。ニュージーランドトロフィー組はメンバーレベルが低い年しか来ない |
| 井内利彰 | × | 前走の反動が残っている。1週前を遅く設定した最終追い切りが反動の証拠 |
| 高柳誠二 | ○ | 2走前1勝クラス指数49はG1級。前走もラップ的に折り合い改善で上積みあり |
| 夏目耕四郎 | △ | 全走上がり最速は近年の下がり傾向に反するが、3番手評価なら消しではない |
亀谷は「トーセンジョーダンが東京でレコードを出した血統」という母系の高速適性を根拠に自信満々の本命。水上の「中山マイルしか走っていない馬をG1で本命には」という反論も理に適っており、評価の分かれ方がそのまま馬券の難しさを表しています。
11番 アドマイヤクワッズ(6番人気・12.2倍)への評価対比
チーク装着を巡って番組最大の論争が巻き起こった1頭。デイリー杯レコード勝ち(指数45)の素質は認めながらも、評価が大きく割れました。
| 予想家 | 印 | コメント要約 |
|---|---|---|
| 亀谷敬正 | △ | 押さえ。「中2週で3本追い切りとやる気のある状態」だが印は控えめ |
| 水上学 | × | 皐月賞15着(9着以下)はデータ的に消し。リアルスティール産駒の春東京マイルは未勝利戦どまりの統計 |
| 井内利彰 | ○ | 皐月賞は本気で走っていなかった証拠あり。コンディション良。ただしチーク装着は懸念材料 |
| 高柳誠二 | △ | 4番手評価。ファミリーナンバー極軽系2号族はNHKマイルで近年苦戦傾向 |
| 夏目耕四郎 | × | チーク装着がマイナス。「最初は本命にしようと思ったが、チークで止めた」 |
16番 アスクイキゴミ(5番人気・11.0倍)への評価対比
調教派の井内が単勝勝負を宣言した1頭。半路調教の質を根拠に圧倒的な自信を示しました。
| 予想家 | 印 | コメント要約 |
|---|---|---|
| 亀谷敬正 | △ | 押さえ |
| 水上学 | △ | 父ロードカナロアはNHKマイル種牡馬トップ。東京マイル近5年複勝率32.7%・回収値92。母父のダンチヒ系も相性◎ |
| 井内利彰 | ◎ | 半路調教1番時計23.9を計測、調教チャート4-5の高水準。長尾調教師も強気コメント |
| 高柳誠二 | △ | 3番手好評価。前走チャーチルカップ3着指数45で相手なりに上昇 |
| 夏目耕四郎 | △ | 中盤ラップは魅力だが新馬戦上がりの点が遅く、1400m流れの経験不足が課題 |
井内は「NHKマイルはトラック追い切りのみの馬は来ず、半路調教が必須条件。アスクイキゴミは半路で全出走馬中1番時計」と、データに裏付けられた強気の予想を展開しました。
番組で白熱した3つの討論ポイント
① アドマイヤクワッズのチーク装着論争
番組最大の討論テーマとなったのが、アドマイヤクワッズへのチーク(ブリンカーの一種)装着の是非です。
否定派の夏目は「最初は本命にしようと思っていたが、チーク装着で止めた」と明言。亀谷も「前に行きたいから付けたのなら、前に行った馬は来ないというデータに引っかかる」と慎重な見解を示しました。
対して擁護派の井内は「チークは前に行くためだけのものではなく、動きたい時に動きやすくする器具」と反論。「坂井瑠星騎手が自分でつけてくれと言った」という情報も加え、中段から仕掛けるイメージで乗る可能性を提示しました。
同じ装備を見て真逆の解釈が生まれた論争は、予想手法の違いを象徴するものでした。なお、メンコ外しについては全員がプラス評価で一致しています。
② 朝日杯組のレベル評価
「今世代のマイル重賞で一番レベルが高かったのは朝日杯フューチュリティステークスだ」という見解が番組内の共通認識として浮かび上がりました。
この前提に立てば、朝日杯2着のダイヤモンドノットの評価は自然と上がり、1着のカヴァレリッツォも無視できない存在になります。ただし、カヴァレリッツォについては「内から抜けてきた展開有利」という見方が予想家の間で共有されており、着順ほど強くはないというのが大方の評価です。
アドマイヤクワッズについては「朝日杯で最も不利な競馬を強いられた馬」との擁護論が井内から提示されており、皐月賞15着という数字だけで評価を下げるべきではないという声もありました。
③ 皐月賞高速馬場とリアルスティール産駒の統計
水上が提示した統計が番組に大きな影響を与えました。その内容は「皐月賞で8着以内の馬はNHKマイルで連対するが、9着以下の馬は連対できない」というものです。
さらにリアルスティール産駒に絞ると、「春の東京マイルは未勝利戦どまりで、皐月賞からNHKマイルを使った過去3頭は全て着外」という厳しい統計も明かされました。
この統計が正しければ、皐月賞15着のアドマイヤクワッズと同11着のカヴァレリッツォはともに消しの対象となります。亀谷・高柳・夏目らも含め、多くの予想家がこのデータを参照して印を絞り込みました。過去3頭というサンプル数は少ないものの、種牡馬の血統特性と一致する説得力ある統計として受け止められていました。

まとめ|5名の見解から読み取れるNHKマイルカップ2026の構図
1番人気のダイヤモンドノットを信頼するか、穴馬に活路を見出すか——この一点に5名の見解が集約されます。
指数とラップデータで評価する高柳・夏目はダイヤモンドノットに◎を打ちました。根拠は朝日杯での高指数と、前走ファルコンステークスからの上積みです。「今世代マイル重賞で最もレベルが高かった朝日杯」を基準に置けば、その2着馬を本命とする論理は一貫しています。
一方で亀谷・水上・井内の3名は、それぞれ異なる穴馬に活路を見出しました。亀谷は血統的高速適性を根拠にロデオドライブ、水上はキズナ産駒の種牡馬統計からバルセシート、井内は調教データの絶対値からアスクイキゴミを本命に据えます。3者3様のアプローチながら共通しているのは「1番人気には死角がある」という認識です。
レースの構図を読む上で注目すべき軸は2つあります。
- 高速馬場への適性:当日は晴天・気温30度予報で芝は高速化が濃厚。「高速馬場特化型の母系」を持つロデオドライブや、半路調教の数値が際立つアスクイキゴミが浮上する条件です
- 朝日杯組のレベル:同レースの上位馬が揃って出走するNHKマイルは、世代マイル最強馬を決める場にもなります。展開利があったとはいえカヴァレリッツォ、着差以上に強かったダイヤモンドノットの評価が問われます
レース当日は、枠入り前のパドックでアドマイヤクワッズのチーク装着の効果と、ロデオドライブの馬体の張りに注目してみてください。専門家5名が論じた評価の根拠が、馬の姿として確認できるはずです。
番組視聴者なら知っている、専門家5名の見解を活かして自分なりの予想を組み立ててみてください。それぞれの分析手法がどのレース結果につながるか——答え合わせは5月10日(日)15時40分、東京競馬場のゲートが開いた瞬間に出ます。


コメント