【皐月賞2026】予想家5人はなぜ割れた?本命三分化の理由と5つの視点

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【皐月賞2026】予想家5人はなぜ割れた?本命三分化の理由と5つの視点

「同じレースを見ているはずなのに、どうしてプロ予想家の本命はこんなに割れるんだろう?」——皐月賞のようなG1を前にすると、必ずそんな疑問が浮かぶはずです。

2026年4月18日放送の「競馬予想TV!」では、翌日の皐月賞をめぐって出演した5人の予想家の本命が見事に三分化しました。アドマイヤクワッズ派3人、グリーンエナジー派2人、アルトラムス派1人。同じ18頭の出走表を眺めながら、なぜここまで結論が分かれたのでしょうか。

答えはシンプルで、それぞれが使っている「分析手法」がまったく違うからです。血統配合、能力指数、調教チャート、プロファイリング、ファミリーナンバー理論——5人は別々の物差しで同じ馬を測っているのです。

この記事では、番組内の実際の発言を引用しながら、各派の論拠と思考プロセスを徹底比較します。筆者は毎週この番組を視聴し、予想家ごとの理論の違いを長年追いかけてきました。予想家ファンの方はもちろん、「プロがどう馬を見ているか」を学びたい中級競馬ファン、番組を見逃した方にも読みやすくまとめています。専門用語は一つずつ補足するので、「血統ビーム」「ファミリーナンバー」といった言葉に馴染みがなくても大丈夫です。

結論から言うと、三分化の構図を紐解けば、皐月賞というレースを多角的に楽しむ視点が手に入ります。各派の本命理由→5つの分析手法の違い→予想家同士の討論→まとめ、の順で読み進めてください。


  1. 🎯 皐月賞2026、予想家5人の本命は「三分化」した
    1. アドマイヤクワッズ派3人・グリーンエナジー派2人・アルトラムス派1人
    2. なぜ同じレースを見て結論が三派に割れたのか
  2. 🐎 【アドマイヤクワッズ派】亀谷・キムラ・井内が支持した3つの視点
    1. 亀谷敬正|血統ビームで読む「ディープ系×デインヒル」の黄金配合
    2. キムラヨウヘイ|プロファイリング理論「遅い時計の皐月賞はダービー100%走る型」
    3. 井内利彰|調教チャートで見抜く友道厩舎「6割仕上げ→本番合わせ」パターン
  3. 📊 【グリーンエナジー派】小林弘明が本命にした「指数75」理論
    1. 能力指数トップ、57kg組の最上位で上昇余地という根拠
    2. MC松本ヒロシが髪をグリーンに染めて臨んだG1勝負
  4. 🔍 【アルトラムス派】高柳誠二のファミリーナンバー理論
    1. 毎日杯「指数50・負けて強し」の評価
    2. 遺伝育種学博士の視点で見る16号族×中山2000適性
  5. 📋 5つの分析手法を並べて見えてくる「予想家の個性」
    1. 血統・指数・調教・プロファイリング・ファミリーナンバーの違い
    2. 得意な切り口が結論を分ける構図
  6. 💬 討論から浮かぶ「皐月賞を読み解く視点」
    1. 友道厩舎の皐月賞パターン論争
    2. 早い皐月賞 vs 遅い皐月賞のダービー直結論(キムラ理論)
    3. レーン騎手の乗り替わり問題と馬体重470kg未満の連対困難説
  7. 📝 まとめ|「なぜその馬なのか」を読み解く楽しさ

🎯 皐月賞2026、予想家5人の本命は「三分化」した

2026年の皐月賞予想TVが、例年以上に読み応えのある放送になった最大の理由は、本命がきれいに3つのグループに分かれたことです。ここまで本命が割れる回は珍しく、「プロの視点はこうも違うのか」を学ぶ絶好の教材になりました。

アドマイヤクワッズ派3人・グリーンエナジー派2人・アルトラムス派1人

5人+MCの本命は、以下のように三分化しました。

  • ✅ アドマイヤクワッズ派: 亀谷敬正・キムラヨウヘイ・井内利彰(3人)
  • ✅ グリーンエナジー派: 小林弘明+MC松本ヒロシ(2人)
  • ✅ アルトラムス派: 高柳誠二(1人)

注目すべきは本命馬のオッズ幅です。アドマイヤクワッズは8番人気想定18.9倍、グリーンエナジーは2番人気想定4.5倍、アルトラムスは14番人気想定58.6倍。人気順で言えば「中穴」「上位人気」「大穴」と、まったく異なるゾーンの馬が本命になっています。

つまり、単に「同じ馬を別のオッズで推している」のではなく、支持する馬そのものが根本的に違うのです。これこそが、この回を単なる予想番組ではなく「思考プロセスの見本市」にしている所以です。

なぜ同じレースを見て結論が三派に割れたのか

結論は、5人それぞれが使っている「物差し」が異なるからです。

同じ出走表、同じ馬場状態、同じ過去データを参照しても、「何に注目するか」が違えば結論は変わります。亀谷敬正さんは血統配合、小林弘明さんは能力指数、井内利彰さんは調教チャート、キムラヨウヘイさんはプロファイリング、高柳誠二さんはファミリーナンバー。切り口が違えば答えも違う——これは予想の世界ではむしろ自然なことなのです。

番組内でも、小林さんはこう断言していました。

「時計はコース形態・馬場状態・風を入れないと意味がない」

同じ時計数字を見ていても、そこにどの要素を組み合わせて解釈するかで評価が変わる。三分化はプロの個性がくっきり現れた証拠と言えます。


🐎 【アドマイヤクワッズ派】亀谷・キムラ・井内が支持した3つの視点

アドマイヤクワッズを本命にした3人は、それぞれ異なる切り口から同じ結論にたどり着いた点が興味深いです。血統、プロファイリング、調教——別ルートなのに着地点が同じ。偶然ではなく、この馬の「中穴としての浮上要素」が多面的に揃っていることを示しています。

亀谷敬正|血統ビームで読む「ディープ系×デインヒル」の黄金配合

亀谷さんの本命根拠は、近2年の皐月賞を勝った配合パターンとの一致でした。

血統ビームとは、父系・母父系の組み合わせから「スピード適性」「レース流れ適性」などを4ベクトルで解析する亀谷さん独自の手法です。つまり、血のつながりから「どんな馬場・どんな流れに強い馬か」を読み解くアプローチと考えてください。

亀谷さんは番組で、近2年の皐月賞勝ち馬の配合が「ディープ系×デインヒル」または「キングマンボ×ディープorハーツ」の2パターンしかないと指摘しました。そしてアドマイヤクワッズは父ディープ系×母父デインヒル×シングスピールという、まさに黄金配合の一頭。

「今の高速馬場は道中溜めて直線いくらでも使える」

と語るように、今の中山高速馬場と配合のマッチングが評価の軸になっています。血統だけでなく馬場傾向と時計を統合して判断する姿勢が、亀谷流の真骨頂です。

キムラヨウヘイ|プロファイリング理論「遅い時計の皐月賞はダービー100%走る型」

キムラさんの視点は、「皐月賞の時計とダービー直結性」という独自の経験則でした。

プロファイリングとは、パフォーマンスレベルや2つのヒント理論などを組み合わせ、「どういうタイプの馬が、どういうレース条件で走るか」をパターン化するキムラさん独自の分析手法です。言い換えれば、「このタイプの馬が勝つ皐月賞は、こんなダービーにつながる」というメタ視点の予想法と言えます。

キムラさんが注目したのは、スワーヴリチャード産駒の特徴でした。

「スワーヴリチャード産駒はレガレイラ・アーバンシックなど、皐月賞では差し遅れの傾向がある」

つまり、スワーヴ系は皐月賞では届かないが、ダービーの2400mで本領を発揮する「差し遅れタイプ」だという分析です。そして、

「早い時計の皐月賞勝ち馬はダービーで走らない、遅い時計勝ち馬は100%ダービー走る」

という経験則を提示。今年の皐月賞が57秒台前半の高速決着になるなら、アドマイヤクワッズのような差し遅れタイプは「ここでは差し切れずとも本番(ダービー)直結型」という読みです。

さらにキムラさんはカヴァレリッツォについても鋭く、

「サリオスの朝日杯も超ハイペースで指数以上に強い競馬。でも皐月賞はコーナー4回未経験で届かなかった」

と、コーナー4回経験の有無という視点でマイナス材料を指摘していました。

井内利彰|調教チャートで見抜く友道厩舎「6割仕上げ→本番合わせ」パターン

井内さんの読みは、調教の細部から厩舎の意図を読み取る手法でした。

調教チャートとは、「超強マトリックス」(半路・併走・トラックの本数から好走条件を満たす超強パターンを分析)や「超強チャート」(2周前と最終追い切りを6つのアイテムでデジタル分析)など、調教データをシステマチックに解析する手法です。簡単に言えば、「追い切りのパターンから、その馬が本番でどれくらい仕上がっているか」を数値化するアプローチです。

井内さんが強調したのは、前走弥生賞の仕上げ意図でした。

「弥生賞は6割仕上げ。勝つ必要もなければ好走する必要もない調整」

つまり、友道厩舎はトライアルを叩き台にして本番でピークを合わせる厩舎で、弥生賞の着順だけで判断すると本質を見失うという指摘です。

さらに井内さんは調教パターンの変化も指摘。

「今回は3歩合わせを2週前・1週前と実施。朝日杯時と同じパターン再現」

過去にG1で結果を出した時と同じ追い切り手順を踏んでいることが本命根拠です。加えて、デビューから単走中心だった馬が今回初めてポリトラックでの合わせ馬を導入した点も「好材料」として挙げました。ドウデュースが皐月賞時に単走→合わせ馬へ変更したパターンと重ね、厩舎の勝負姿勢を読み取っています。


📊 【グリーンエナジー派】小林弘明が本命にした「指数75」理論

グリーンエナジーを本命にした小林弘明さんの根拠は、数値で語れる強さに集約されます。感覚ではなく独自の能力指数で序列化する、極めてロジカルな予想スタイルです。

能力指数トップ、57kg組の最上位で上昇余地という根拠

小林さんが使う能力指数とは、ゲートオープンからの実測タイム、ラスト200mのラップ、スロー補正、風向き・強さなどを加味した独自の実践的指数です。要するに、単なる走破時計ではなく「条件を補正した上での真の能力」を数値化したものと考えてください。

この指数で、グリーンエナジーは指数75ポイントでトップ。しかも、

「指数1位〜最下位の差が7ポイント。ほとんどない。普通は10ポイント以上開く」

と小林さんは指摘しました。つまり今年の皐月賞は指数面で大混戦で、だからこそトップの馬を素直に本命にする価値がある、という理屈です。

馬場傾向についても小林さんは風の影響まで踏み込んで読み解いていました。

「明日は南風ではなく東からの風で、風関係なく57秒前半が出ちゃう」

指数算出に風向き・強さを組み込む小林さんらしく、当日の風を読み込んだ上で高速決着を予想。時計・風・馬場状態を総合して真の能力を見極めるのが小林流の真骨
頂です。

加えて重要なのが57kg組で最上位という点。3歳G1で57kgを初めて背負う世代にとって、その中の最上位馬はさらに上昇余地があります。

MC松本ヒロシが髪をグリーンに染めて臨んだG1勝負

番組の象徴的なエピソードが、MC松本ヒロシさんがターフ(芝)色に髪を染めて登場したことでした。

ヒロシさんは放送でこう語っていました。

「1月からグリーンエナジーって言ってたから本気の状態で仕上げてきた」

「これやっちゃうと毎回G1色染めないといけなくなっちゃう」

カラーバターを使った一時的な染色とはいえ、番組MCが髪を染めてまで推す馬という演出は、視聴者にとって強烈な印象を残しました。さらに番組内では、

ルリカ「アドマイヤクワッズ本命組にはピンクはつけない、アドマイヤ組ピンクにしてくれと言われても」

という小ネタも飛び出し、番組全体がグリーンエナジーを中心に色づいた回となりました。単なる予想ではなく、番組の空気を作る本命としてのグリーンエナジー——これも三分化の一角を形成する重要な要素です。ヒロシさんは、

「新馬戦の返し馬でG1どっかで獲れる馬の雰囲気。レガレイラに似たしなやかさとバネ」

と、能力指数だけでなく馬の動き・雰囲気という感覚的な要素も加えて本命根拠を補強していました。


🔍 【アルトラムス派】高柳誠二のファミリーナンバー理論

5人の中で唯一、14番人気想定の大穴を本命にしたのが高柳誠二さんでした。その根拠は独自の遺伝育種学視点です。

毎日杯「指数50・負けて強し」の評価

高柳さんの本命根拠のスタート地点は、前走毎日杯の内容でした。

数字で見ると、新馬31→毎日杯47→負けてさらに差し切り指数50。高柳さんはこう語りました。

「毎日杯で指数47、高速上がりを外から差し切って指数50。負けて強し」

つまり、着順以上に内容が強く、指数の伸びも順調という読みです。

さらに重要なのが前例との重ね合わせ。高柳さんは「アルアインが毎日杯経由で皐月賞を勝った前例」を引き、毎日杯組が皐月賞で通用する適性を持つことを強調しました。オッズ58.6倍という大穴でも、過去の前例と指数の裏付けがあれば狙う価値がある、という立場です。

遺伝育種学博士の視点で見る16号族×中山2000適性

高柳さんが他の予想家と決定的に違うのは、京大卒・動物遺伝育種学博士というバックグラウンドです。そこから生まれる独自視点が「ファミリーナンバー理論」になります。

ファミリーナンバーとは、母系の血統をいくつかの系統(号族)に分類し、そのファミリーが得意とするコース・流れを分析する手法です。簡単に言えば、「この馬のおばあちゃん、ひいおばあちゃんの血筋は、どんなレースで強いのか」を体系化したアプローチです。

高柳さんの評価は、

「16号族自力系でスピード馬場でも2000対応。ファミリーナンバー的に中山2000の流れが合う」

というもの。全走マイル〜1800m路線のみの馬が2000mに延長する不安に対しても、血統の底力で克服できるという読みです。興味深いのは、この点については亀谷さんも同意していました。

「16号族続自力系は自力で押せる。シンゲン・ニフティダンサー系で2000実績もある」

異なる分析手法を持つ2人が、ファミリーナンバーの解釈で一致するのは説得力があります。

一方、小林さんは疑問も呈していました。

「折り返しの中2週で関東遠征がこわい。毎日杯入った後はダービー行くと言っていた」

中2週での関東遠征は確かにマイナス材料。それでも高柳さんは横山武史騎手への乗り替わり、岩田望来騎手が予定変更して乗ってきた点を厩舎の勝負姿勢と捉え、本命に据えました。


📋 5つの分析手法を並べて見えてくる「予想家の個性」

ここまで見てきた5人の予想家は、それぞれ全く異なる分析手法を使って同じレースを読み解いています。一覧にすると、個性の違いがよくわかります。

血統・指数・調教・プロファイリング・ファミリーナンバーの違い

予想家 分析手法 主に見ているもの 今回の本命
亀谷敬正 血統ビーム 配合パターン・馬場の統合 アドマイヤクワッズ
小林弘明 能力指数 条件補正済みの真の能力数値 グリーンエナジー
井内利彰 調教チャート 追い切りの本数・パターンから仕上がり具合 アドマイヤクワッズ
キムラヨウヘイ プロファイリング パフォーマンスレベルとダービー直結性 アドマイヤクワッズ
高柳誠二 ファミリーナンバー 母系の号族と適性の相関 アルトラムス

こうして並べると、5人が「同じ馬を別の角度から見ている」のではなく、「別の物差しで別のものを測っている」ことがよく分かります。血統ビームの亀谷さんが気にする配合パターンは、調教チャートの井内さんにとってはサブ情報にすぎません。逆に、井内さんが見る「2週前3歩合わせの意味」は、指数派の小林さんの分析には登場しません。

得意な切り口が結論を分ける構図

同じ馬を異なる角度から評価した時、見方が分かれるのは自然な現象です。

アドマイヤクワッズに3人が本命を集中させたのは、「血統的にも、ダービー直結型という観点からも、調教パターンからも評価できる」という3つの切り口が重なったためです。逆にグリーンエナジーは、指数という1つの切り口では圧倒的でも、血統面では亀谷さんが「ワールドプレミア系、今の高速馬場は合わない」と評価を下げ、キムラさんも「極軽系ファミナン、皐月賞のタフな流れで脆さ」と見ています。

つまり、どの手法で見るかによって同じ馬の評価は180度変わることを、この三分化は教えてくれるのです。


💬 討論から浮かぶ「皐月賞を読み解く視点」

番組の醍醐味は、各予想家の本命発表だけでなく、互いに切り返す討論部分にあります。ここから皐月賞というレースを読み解く普遍的な視点が見えてきます。

友道厩舎の皐月賞パターン論争

アドマイヤクワッズ支持派3人に対し、小林弘明さんが突きつけた反論がこれでした。

「友道厩舎は皐月賞成績よくない。16戦2勝で2着1回3着1回と相性よくない」

16戦2勝という数字だけ見れば、確かに相性が良いとは言えません。しかし高柳さんは別の角度から反論しました。

「アンライバルド、ジャスティンミラノ、アドマイヤマーズは全て前哨戦勝たず皐月賞へ。同じパターン」

つまり、友道厩舎は「前哨戦で仕上げずに本番でピークを持ってくる」というパターンを繰り返しており、アドマイヤクワッズもまさにそれという読みです。亀谷さんも「アドマイヤマーズと同じパターン」と同調していました。

同じ「友道厩舎の皐月賞」という事実を前にして、通算成績を見る小林さんと、仕上げパターンの再現性を見る高柳・亀谷・井内さんで結論が分かれる——これも皐月賞を読み解く重要な視点です。

早い皐月賞 vs 遅い皐月賞のダービー直結論(キムラ理論)

キムラさんが提示した独自理論が、皐月賞の時計によってダービー直結性が変わるという視点です。

「早い時計の皐月賞勝ち馬は意外とダービーで走れない。遅い時計勝ち馬は100%ダービー走る」

「クラリティスカイ型」vs「ジャスティンミラノ型」という対比で、皐月賞の決着時計がダービー予想の伏線になるという理論です。スワーヴリチャード産駒の差し遅れ傾向とも結びつき、アドマイヤクワッズ本命の根拠の一つになっています。

レーン騎手の乗り替わり問題と馬体重470kg未満の連対困難説

もう一つ、番組で盛り上がったのが騎手の乗り替わり問題でした。キムラさんは鋭くこう切り込みました。

「D.レーン・C.デムーロは別格で、彼らが乗った馬は次走走らない。ルメール・川田以外はボロボロ」

具体例として、先週のフェスティバルヒルもC.デムーロ騎手乗り替わりで不調、勝ったのはルメール・川田が乗り続けた馬のみ、と数字で裏付けしていました。小林さんも、

「レーンがそのまま乗り替わらないのに空いてないのに無理やりこじ開けてめちゃくちゃにする。厳しい制裁をお願いしたい」

と、業界内の乗り替わり問題への苦言を呈しました。カヴァレリッツォの評価が割れる要因の一つが、この騎手乗り替わり問題です。

さらに馬体重についても興味深い議論がありました。

「基本的に皐月賞は490〜500kg以上の馬が走る。過去10年で470kg未満で連対したのは2〜3頭のみ(タイトルホルダー、ソールオリエンス、コントレール)」

つまり、軽量馬は皐月賞のタフな流れに負ける傾向があるという統計です。バステールなど軽量馬の評価を下げる根拠の一つになっていました。


📝 まとめ|「なぜその馬なのか」を読み解く楽しさ

2026年の皐月賞で予想家5人の本命が三分化したのは、偶然ではなく必然でした。

  • 🧬 血統ビームで黄金配合を読み解く亀谷さん
  • 📊 能力指数75でトップを重視する小林さん
  • 🏋️ 調教チャートで友道厩舎の仕上げ意図を読む井内さん
  • 🎯 プロファイリングでダービー直結型を見抜くキムラさん
  • 🔬 ファミリーナンバー理論で大穴に底力を見る高柳さん

5人は別々の物差しで同じ馬を測り、だからこそ結論が分かれたのです。

予想を楽しむコツは、「どの馬が勝つか」よりも「なぜその馬なのか」を読み解くことにあります。自分の予想を組み立てるときも、一つの手法に縛られず、「血統的にはどうか」「指数で見るとどうか」「調教パターンはどうか」と複数の視点を重ねてみてください。それだけで競馬観戦の解像度がぐっと上がります。

番組のこの回を見逃した方は、ぜひ各予想家のコラム・SNS発信・書籍にもあたってみることをおすすめします。同じ皐月賞を違う角度から見た時、自分はどの切り口に一番しっくりくるかを見つけるのも、競馬ファンとしての楽しみ方の一つです。

レース当日、どの派の読みが的中するのか——それは結果を待つしかありません。ただ、どの結果になったとしても、5人それぞれの思考プロセスを知っていれば、レース後の振り返りが何倍も濃いものになるはずです。ぜひ自分なりの「物差し」を育てる参考にしてみてください。

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